GRJ日記

サイトの日記代わりです。やや古いマンガやや古いアニメやや古い特撮(略)大好き。

やますた

たづろう、がラジオ番組でナニヤラな発言をしました。あの時間は私はちょうど仕事の移動中なので車のラジオで今までもちょいちょい聴いている番組でした。そういう番組は他にも日本郵便サンデーズポストとか、リリーフランキーのスナックラジオ等もあります。
「とにかく自分側の一点の非も認めない人だなあ」て感じでしょうか。なんかファンの人が驚いて怒ったり嘆いたりしてましたが、あの番組を聴いてて前から時々「この人、自分の意に染まない対象にはすごく冷たいな」と思っていたので、驚きはしなかった。冷たいだけならともかく、「絶対に相手が間違ってる」「悪」くらいにまで断じるので、なんか子供っぽいというか頑固じじいというか。このボクが嫌ってるんだからね!存在自体許されんのじゃ!ふがふが
前からそう思っていたのに、番組をやっている時刻にわざわざラジオを切らずに流していたのは、時々好きな曲がかかるからです。それだけ。この人自身に対しても「数曲好きな曲がある」くらいです。まあ正直私は音楽等の娯楽のために費やすおかねがなく、せいぜいアマゾンプライム代くらいしかお財布から出していませんので、「これからはもうお前のためにお金を使わないからな!」という啖呵は切れないのである。こんな人間が何を言おうと別にやますたたづろうは痛くも痒くもない
それこそ、作品の良さと、それを生み出した人がガッカリだ、というのは別問題で、そういう人は他にも居ます。たまにいますよね。本人が「こんなの」なのに生み出す作品が素晴らしいてやつ。やますたたづろうもそっちの人だったか、とヤレヤレな気分です。
好きな曲は、えーとなんていうんだろう曲名。(調べている)「蒼氓」だって。あと「ヘロン」。もう一曲あったけど、雰囲気しか覚えていない。感動的な歌い上げるタイプの曲。なんというざっくりさ。「希望という名の光」かな…違う気もする…

きさらぎ駅とかタイムリープとか

映画?の「きさらぎ駅」を観ました。
ネタバレしまくりで感想をちょっと
私はにちゃんねる発祥のきさらぎ駅に関する知識は全くないので、ただ単に「怪談ものの映画」として観たのですが
案外面白かった。まあ、狭い舞台で下手な役者がドタバタしてるだけだとか、特殊撮影が安っぽいとか、言われそうな悪口は目に見えますけれども。サトエリがあの連中の中では風格持って見えたもんね。
最後のどんでん返しには結構「おお」と思いました。主人公がああいう選択をすると、サトエリは看破して送り込んだってことでしょう。もし、主人公が良い人で、おのれを犠牲にして女子高生を助けようとしたら、サトエリどうしたんだろうね。待ち構えていたらきれいな目をした主人公が帰ってきて「あちゃー」とか言ったんだろうか。まあでも、主人公は大概心がきれいな人と相場が決まっているので、意表を突かれました。
最後にきさらぎ駅へ行こうとしたバカチューバ―が主人公と巡り会ってましたけど、あれって主人公には記憶はある…のか?そうだね、自分が行っちゃった時(本編)でサトエリの話がばっちり頭に入ってたんだから、今回も記憶はあるのか。じゃあバカチューバ―を使って自分が戻るんでしょうね。現代に戻ったら、サトエリに復讐しにくるのかしら。でしょうね。返り討ちにしてやれ、サトエリ。頑張れよ。
時間も短くて良かった。金掛けてビッグネーム集めて撮った長時間の面白くない映画よりはずっとマシでした。

私の好きな実況者さんがホラーなタイムリープものをやっていて、女の子2人組の片方が片方を「私の事陰で笑ってたくせに!知ってるんだから!」と叫んで刺し殺す。死んでしまった直後に、揉め始める直前に戻る。殺された方は混乱して、その動揺を見せてしまい、あろうことか相手に「自分はどうやら時間をさかのぼってるみたいだ」なんて言い、「様子が変だと思ったら私にバレてるのを知ってたのね」とか言われてやっぱり刺し殺される。
実況者さんは「ちょっと頭悪すぎる」「相手が殺意もってるの事前に知ってるんだからちょっとは抵抗するとか逃げるとかしないと」と言ってて私もそう思いました。
勿論、私もあなたもタイムリープはしたことが無いし、この後どうなるか知っていて物事を良くなるように変えたりは出来ない。出来たらどんなにいいでしょうと思いますけど。でも、もし、この主人公と同じ目に遭ったら、多分、すぐに事態を察知して「これはタイムリープものだな。自分はさっき写真に写ってるのを自分だと言ったら刺されたんだから、訊かれる前にやんわりとこれは他人だって言っておこう」とか、思うんじゃないかなあ、と思います。ゲームとかアニメとかのお約束をさんざん見ていたのでこんな場面でうまく切り抜けられました!という、タイムリープ者が、もしかしたら世界のどこかに居るかも知れないね。

岸辺露伴ルーヴルへ行く

レイトショーで観てきました。
ルーブルだっけ?ヴでいいのか。
現地の人が日本語をしゃべっている時に、ルーブルの発音だけがやたら良いので「今なんて言ったんだろ。あ、ルーブルか」と何度か思いました。最後のルを言わないんだよね。聞いていると「ルーフォ」みたいな感じ。
私は原作のこの話を読んでいないのでどのくらいどんなふうに変わったのか知りませんが、多分、肝心の部分、キモの部分はきちんときれいに補完していると思われる。テレビ版がそうだったからきっと映画の方も大丈夫だろう。
なんか、ポルポの指食ってたのは何だとか、ノトーリアスBIGに落とされた飛行機の落書きは何だとか、「怖い雰囲気だよ。細かいこと言うなよ」の目配せみたいなやつがてんこ盛りだったら嫌だなと思いましたが、無くて嬉しかった。絵の値段を吊り上げて挙句絵を盗んで裏側を探ってたやつらが全部雰囲気だったらどうしようと思ったが。さすがにそれはないか。いやわからんぞ。
あの、4部の、仗助を助けてくれた謎の男とかは正体不明でいいんです。だからこそいいんです。それとは違うの。わかってください。
若き日の露伴ってあんな、青々しいんだ。純情というか可憐というか小恥ずかしいというか。今の露伴ならずけずけと「キミをモデルに絵を描きたいんだ。光栄に思っていいぞ」くらい言いそう。でも、「純情だった露伴がすっかりあんな男になってしまった。時の流れって残酷」ではなくて、あんな露伴の奥底には若き日のひたむきさ懸命さが今も息づいているのだ、ってことだよね。しかし若い頃から付けているあの頭のバランはなんだろう。ひょっとしてあれを装着したことでスタンドが発動したのでは。あのバランにもなにかエピソードがありそう。形見?バランを残して逝ったのか。カッパ?
禁忌の絵を見ると自分の抱えている負の部分に襲われて死ぬ、というのは今ではそこそこ見かけるパターンですが、見せ方が上手だった。死なせてしまった息子に謝りながら溺れかけるエマさんとか、あと序盤の見えないコンボイに轢き殺される男とか臨場感がありました。
ヘブンズドアって自分にも効くんだ。なんか思いがけなかった。どこの誰も自在に操るけど、自分自身は操れないっていう設定なのかと思っていたので… 何もかも忘れた後、ふと手を見ると「顔を擦れ」みたいなのが書いてあって、擦るとヘブンズドアが書いた「全て忘れる」が消えてまた思い出すってことだよね?手に書いておいたのも自分で、デス13戦の花京院君みたいに仕掛けておいたってことだね?肝心なところなのに自分ちゃんと理解していない。全然理解していない。
でもさ、仗助って自分を直せないじゃないですか?その理由は「それが出来ちゃうと戦闘が楽すぎるから」が正直なところでしょうが、妙に納得がいったんです。そういうものだろうなと。で今回露伴が自分を操作できるというのがちょっと納得いかない。そんな都合のいい話があるか。もともと、ヘブンズドアで書きこめば自分の能力を超えることでも出来るという辺りからちょっと納得いかないんですけどね。今回「死んでるから本に出来ない」って言ってたけど、鈴美さんのこと読んでたじゃない。どちらかというと、死人は読めないという理屈の方が納得いくんですけど、どちらにしてもそこらへんのルールがゆるくて、ちゃんとしろと思う。どうも4部以降は「解釈次第ではなんでもあり」なところが目に余る。3部は大体、DIOの能力でさえ、なんとか約束事の中におさまってたと思うんですけども。
女編集者さんがジョーカー的立場でかっこよかった。アニメで観た時「なんだこの顔」と思ったのがまずかったのか私あの方にあまり良い印象を持ってなかったんですが、ある意味露伴より強いというか、露伴を飛び越してるのがイカしてました。キミなら、意識もしないで露伴を助けられる。それが肝心な気もする。
あの贋作者が最後に描いた真っ黒い絵はそそられましたが、山村なんとか座衛門が描いた絵がなんかあんまり怖くない。ノエビアのコマーシャルみたい。もっと鬼気迫って欲しかった。
エンディングに流れるのがテレビ版と同じ曲だった。個人的に勝手に「露伴マンボ」と呼んでるんですけど。
まあ~でも、露伴は結婚しないだろうな。相手の裏の裏まで知れる能力なんて、結婚は諦めるしかない。それでもなお露伴をねじ伏せて惹きつける女がいたらすごいけどね。

鯉登さんとか今井大輔さんとか

鯉登さんも結構、いろんな人とのカップリングがありますがメインはやはり月島さんなんだろう。なんたって原作の最終回があれですから。公認。
それで思ったのですが
原作におけるあの後、月島さんは鯉登さんの補佐をしてずーっと過ごしていって、そしていずれは鯉登さんは結婚して跡継ぎをこさえたのだろうな。原作のふたりはお互い深い信頼や厚意を持っていただろうけど、我々が考えているように恋愛感情はないから(笑)特に悶え苦しんだりはせず頃合いが来たら結婚したんだろう。あの時代あの立場の人がしない方が不自然だし。月島さんはもしかしたらずっと独身かも知れないけど。
「見合い話が来ている」「どちらのお嬢さんですか」「○○様の末の娘さんだそうだ」「その方なら知っています。活発で素直で良い方ですよ」「どこで見たのだ」「馬術大会で」みたいな会話があったり、「月島が薦めるなら良い娘なのだろう」「恐れ入ります」なセリフがあったり、結婚後に「紹介しておこう。わたしの右腕の月島だ」「初めまして」お辞儀、なシーンがあったりするんだろうな。※鯉登さんの方言は私は操れないので脳内で変換して下さい
いっそ奥様もどこかの方言で喋る人だといいかも知れない。月島が間に入って双方に翻訳してあげるのだ。ほのぼの。
この前、ゴールデンカムイのタダで読める範囲が終わってしまったのです。繭の中に毒を仕込んで、の辺りでした。で私はまた最初から読み始めました。そしてアマゾンプライムで4期が観られるようになっていたのでこちらも、いっちばん最初から見始めている。CGクマに襲われる辺りから。
私はこれまで門倉さんについては、あまり好意や興味を持たないできまして、二択で迫られたら好きではない方に分けていたかも知れない。でも、毒の繭の話で、土方さんに対して済まなさとか「せめてあんたのことは」みたいな必死さがあって、好きになりました。やはり、誰かのために必死になる姿っていうのは強いね。
そういえばアシㇼパさんと離れ離れになった時に、エノノカを人質にした悪人に猛然と向かっていった杉元が相手をまるめてから「隠れてろアシㇼパさん」みたいなことを叫んで、エノノカが「?」ってなるシーンが、杉元ぉ~(哀)って思いました。あと房太郎と合流した時に錨をぶんなげたかなんかした時に「アシㇼパさんに当たるだろうが」って激怒するシーン。房太郎もちゃんと指摘してたけど。でもやっぱり一番好きなのは「その子を盾にするな」っていうところ。その類で最初に出てきたシーンだからだろうか。それもあるけどやっぱり、彼の怒りがビシビシ伝わってきて、しびれる。しびあこ。


今井大輔さんという漫画家さんがいらっしゃいます。昭和の頃であれば漫画好きなら大体の漫画家さんの名前を知っていたものだが、今はほとんどわからない。それこそパソコン太郎が変換候補に挙げてくるような有名人の漫画家さんしか知らない。
この方をどうやって知ったかというとピッコマ先生でちょっと読ませてもらったからなんですが、「恋と地獄」という作品をね。今「鯉登地獄」になった。どんな地獄だ
一番「この続きはどうなるのだ!」なところでタダ読み範囲が終わってしまい、悶えたものですが、他の漫画を読みながらじーっと待ってる間にタダ読み範囲が広がり、続きが読めました。嬉しかった。その後の「この続きはどうなるのだ!」なところで新たなタダ読み範囲が終わっ(以下略)
「心底から絶望して笑う顔」がとても印象的で、とにかく表情の描き方が好きで、他の作品も読んでみています。初期の頃で試行錯誤中みたいな絵の時もありますが、どれも面白い。「斉藤さん」ちひろさん」みたいな、社会的に弱者、愚者と思われている女の口からズバッと発言漫画もあって、フランスから来た金髪女子高生が時代劇で日本語を覚えたので武士みたいな口調でそこらにいる連中の甘ったれた生ぬるい発言を斬る。あれはまあ類型的かも知れない。でもまあ、可愛いし爽快なので、いいわ。
この方のホラーが読んでみたいな。幽霊より人間の方が怖いタイプのホラーでも良いから描いてみて欲しい。

マンソンさん

ピッコマ先生で読んでいる漫画に、小池一夫先生と叶精作先生がタッグを組んだシリーズのひとつの「上ってなンボ!」という作品があります。
最初はキンゾーさんという人の話、次がキンゾーさんのキャディをしていた太一君が主人公の話、その次の話もあるらしいがそれはまだ読んでいない。
キンゾーさんは顔にスクリーントーンを貼った褐色キャラで、背が高く体もがっちりしてハンサムで野性的でパワーゴルフなタイプです。ゴルフのために家庭を捨てたとか言ってた気がする。
ところで私は知らないのですが最近のデジタル漫画家さんは顔をピッてやるとドバーとトーンが貼られていくんですかね。そうなんでしょうね。私も昔スクリーントーンを貼ったことありますけど、きれいにきちんとカットしたり削ったりするの結構難しかったっけな。ポケベルのようにスクリーントーンの会社って廃業していくのだろうか。
太一君は逆に背が低くて小僧みたいでメガネかけててパワーはない。だから精一杯いろんな技術と知識を蓄えて強くなっていく。大概の相手が太一君の容姿に「自分より下」とみて戦うんですが、戦ううちに「こ、こいつッ…!」て驚いて、そして戦ううちに太一君のゴルフがうまくなりたいという情熱に打たれて、皆それぞれ持っている技術を太一君に伝え、「どこそこの誰それに会ってみなさい」と言って去っていく。わらしべゴルファーです。
その中のひとりに、ウォルター・マンソンさんという人がいて、体が悪くてパワーが無いんだけど、グリーンまで来るともう絶対入れるマン。パットの鬼。穴までまだすごく遠いのにパットを打つとすっと腰を屈めてお辞儀しニヤリと笑う。球は至極当然に穴に入る。そのくだりが何度かあるんですが、ものすごくカッコいい。シルクハットを被り燕尾服(尻尾は邪魔なのでカットした)を着ていて、顔が悪魔的なのでとても似合う。見とれたね。
あれで入らなかったらどれだけこっぱずかしいだろう、と凡人は思うわけですが、絶対に入る。それだけの練習を積み重ねているからそう出来る。何もかもかっこいい。
愛妻とふたり、貧乏と戦いながらゴルフをやってきたのですが自分は胸を病み、奥様は心臓を患って死んでしまった。シルクハットと燕尾服は結婚式だかなんだかのもの。なんだかってことはないですが。
自分にはパワーはない。それでも、知識と技術で十分勝てることを証明したかったが、と言って去っていく。でも、知識と技術で勝つというのはまさしく太一君が目指している姿で、彼の家へ押しかけいろいろと教えてもらう。いつか君が、えーとなんだっけ、マスターズ?すみませんねえゴルフのことはさっぱり知らん。で優勝した時には、私と妻が君の左右にいるだろうと言ってくれて、数日後亡くなる。太一君は泣く。
さっき言ったように太一君はケンシロウのように沢山の強敵(ともと読む)と戦い、彼らの想いを自分の中に蓄えて強くなっていきますので、戦いの中で困ったり苦しんだりした時に「あの人が言っていたこと」を思い出して切り抜ける。マンソンさんも時々出てきて助言してくれる。出てくると嬉しい。
スピードワゴンが、ツェペリさんの帽子を受け継いで被ってたし、太一君もシルクハット被ってゴルフやれ。
太一君と戦って去っていく人たちは皆かっこいいですが、マンソンさんが私にとってダントツです。この先もまだまだ続きがあるんですけど、きっとマンソンさんを抜く人はいない。ええ。

ジョジョのミュージカル

をやるんだそうで。第一部だってね。
「スタンドを舞台でやったら違和感がありすぎる」というコメントを読んで、確かになと思った。想像すると面白いけどね。承太郎の斜め上にスタープラチナが立ってて、脚の下部がグラデーションで暗くなっている。透け描写。あと台の上に立っているとか。可動式で、テレンスみたいにすーっと舞台上を滑って行って「オラオラオラオラ」うーん、ミュージカルというよりはドリフですね。
でも1部の時代の英国とか、ミュージカルには向いてそうだね。ディオの歌。「おれは~ジョースター家を~のっとってやる~(ディーオ!ディーオ!)」←男声コーラス
「初めての相手はジョジョではない!このディオだ!はっ!?」見るとエリナが泥水で口を漱いでる(スポットライト)とか結構舞台映えしそうな。しびあこブラザーズもすごくいい味出そう。スピードワゴンもいい味出そう。スピードワゴンとかシュトロハイムとか舞台向けだよね。
今まで「実写化」の精神攻撃を幾度となく受け、そのたび「予想通り」「案の定」な結果で、どうして過去に学ばないのだろうと思ってきましたが、今回はなんとなく成功しそうな雰囲気がある。いっそのこと宝塚でやったらいいんじゃないだろうか。セリフ回しとかディオのキャラクターとか、宝塚に向いてるんでは。

 

あとゆーちゅーぶで、ポルナレフや花京院の髪型をリアルに再現してみせた美容師さんが居て、本当にすごかったですが、アヴドゥルの頭はやってくれないのか。お願いだ、麩菓子やフィルムケースでない、本当のアヴさんの頭を見せて。そしてこの世のどこかにいるアラブ系のハンサムのコスプレイヤー、隠れてないで出てきてくれ。

昔取った

杵柄というかなんというか
昔のアニメ主題歌を聴いていると思うことです。
宇宙戦艦ヤマトとかマジンガーZくらいの昔のアニメ主題歌の、トランペットとかバイオリンの音を聴いていると「これを奏でていたオーケストラ団員がいるんだよなあ」と思う。あと、子供のコーラスが入る曲。「これを歌っていたチビッ子がいるんだよなあ」と思います。
そして今はもう、オーケストラ団員の方は生きていても老人だろう。チビッ子合唱団員の方は…40年くらい経ってるとして、10才だったのなら今50歳。
「わしは昔、ゲッターロボのオープニングの初っ端のトランペット独奏を吹いた」とか、「僕は昔、鋼鉄ジーグのパラバラババンバン、パバンババンバンバンバンババンバーンを水木一郎さんと一緒に歌った」とかいう思い出のある人が、日本のどこかに居る訳だ。
なんか不思議な感じがします。
それとはちょっと違いますが、千代の富士の一生とか、ビートたけしが売れ始めて大御所になるまでとか、私は見て来ている。ガラスの仮面の、1巻から最新巻まで見て来ている。ドラゴンボールのアニメが始まる!とか、キメツ漫画の第一回とか、「伝説の始まり」的な。勿論見ている側の私も子供だったのが今は…とか変化はしているわけですが、こっち側がなんか、時を超えた存在のような感覚があるんです。わかってもらえるでしょうか。
時々、リアルタイム週間連載の第3部冒頭、保健室での承太郎のスピーチを初めて読んだ時の感動を思い返して打ち震えています。あと、『花京院典明 ―しぼう―』てコマを見た時の、周囲の様子とかも覚えてるし。
あれから何年経ったのだ。怖い。

 

ここにきて会社でコロナ人員が増え始めてパニックです。やめて、困る

あばら家で凍死しそうな親子

殺伐としたタイトルですが、親子とも限らず、祖父母の片方と孫とか、みなしごとどこかのおばさんとか、猫とみなしごとか、いろいろです。片方が車に轢かれそうなのをもう片方が助けたり、片方が飢え死にしそうなのをもう片方が釘を踏み抜いたりしながらも助けようとしているけれども、金も力もなくどうしようもない。かろうじてボロボロのあばら家を見つけたが壁も暖炉もベッドも床も穴が開いていて、今にも死にそう。
という状況の二人を、我々がジグソーパズルを解いたり、間違い探しを解いたりすると謎の力が働いて、ベッドがフカフカになったり、ものすごい色彩感覚の壁紙が貼られたりして、最後に「ありがとう!彼らは以前よりずっと良い気分になっています!」とメッセージが出て、次の哀れな2人を救いに移行しますが、やることは全く同じ。
というアプリを、皆さんやったことがあるでしょうか。私はあります。
あと、夫がグラマーでパツキンの女と浮気している現場を見てしまいショックを受ける妻、子供を連れて出て行きかろうじてボロボロのあばら家(以下略)
こっちは、空中に謎の物体が浮かんでピンが何本か刺さっていて、我々がうまくピンを抜くと謎の物体から燃料が落ちてきてストーブが温まったり、お金がこっちに落ちてきて夫と浮気相手にはゴミだのヘドロだのが落ちていったりする。失敗するとストーブが爆発したり浮気グループにお金が行っちゃったりする。
というアプリを皆さん(以下略)私はあります。
これらのパターンがあっという間にパズルのアプリを席捲していったのは何故なんだろう。以前、とある間違い探しアプリをダウンロードし、さんざんやって飽きたので消しました。そしてある日グーグルプレイを眺めていたら、以前私がやった間違い探しに今言った謎親子を助ける部分が追加されていました。謎親子のためなら猛烈にアプリをやる気になるんだろうか。課金してでもあの親子を救いたいと思うんだろうか。皆そんなに気の毒な親子を救いたいのか。
でも、考えてみるとシュールだね。身を寄せ合って寒いあばら家で震えていると、突然巨大な指が天空でパズルをやり始め、完成すると謎のパワーで自分らの部屋がきれいになっていく。無事に部屋がすっかりきれいになると指はどこかへ去り、もう二度と現れない。指神さまじゃ~。

 

しょっちゅう脳内でやっているのが、かまいたちの夜とか、弟切草の世界に私の好きなあの人やあの人が登場人物として入り込んだら、というやつです。まあ、大概の人が戦闘能力バカ高いので死ぬ不安はないのがよろしい。今はゴールデンカムイ脳なので杉元とアシリパさんが薬草「この葉はよく揉んで傷口に貼っておくと治るぞ杉元」「へぇ~何でも知ってるねえアシリパさん」がはびこった古びた洋館に入り込んで、半魚人もミイラもヨロイも幽霊もみんな二人で倒して食べてしまう。「ミイラは食べるところが少ないのでチタタプにする」「出ましたチタタプ!」「チタタプチタタプ」「怖いよおッ」←半魚人たち
あとは第七師団の人たちがシュプールというロッヂにやってくる。偵察か、造反者を追ってきたのでしょうか。段々人が死んでいって疑い合うようになり、「わかったぞ、あんたが犯人だな!」誰かが鶴見さんにストックを振り上げると突然撃ち殺されて、鶴見さんの後ろから月島さんが無造作に銃を構えて出てくる。一度見たことがあるかのように見えますね。皆殺しエンド必定。
あと、全員が無理やり学ラン着てバストショットで「俺は尾形。3年だ」で怪談を始めるのであった。「どこそこで死にかけた」話ばかりになりそうですが。樺太であった怖い話。「岩下さんポジションは誰かな…愛を裏切ったり、約束を破ったら殺されるのだ。やっぱ鶴見さんかな…風間さんは変人つながりで宇佐美さんだろうな…荒井さんが尾形さんで、新堂さんが鯉登さんで、福沢さんが二階堂で、細田さんがゲンジロちゃん。聞き役は月島さんで。結構合っている気がする。今これを打ちながらすごくすごくやりたいと思いました。やりたい!やりたい!

パソコンの個性とか棋士とか

会社のパソコンで村山と打鍵したら予想変換にスッと「村山聖」が出てきた。これは私が以前打ったからなのか、それともパソコンが彼を知っていたからなのか。どちらだろう。
はっきりと偏った文言は私が打った名残だとわかりますが、でも会社のパソコンはもともと「ポルナレフ状態」という単語を知っていたのである。本当よ。私が教えたんではない。結構いろいろ知ってるよねパソコンさん。出荷時に「ポルナレフ状態」「ポケモン図鑑」「進撃の巨人ちゃんねる」「脱力タイムズ」を知った状態で売られているパソコンもいるけど、それらは知らないけどそう滅多に知っている人のいない専門用語は知ってる状態で売られているパソコンもあるのかも知れない。それぞれ同じ作業をしても反応が違ってきそうな気がする。案外、ロボットの個性とか、自意識というものは、どんなことをどのくらい知っているかで生じてくるのかも知れない。そしてネットで出会ってお互い恋をするのかも知れない。パソコンBL。左右はどうだろうか。やっぱり真面目な方が右かしら。いや、逆か。
ところで、なぜ村山聖の名前が出て来たかというと、ピッコマ先生に読ませてもらい始めた「月下の棋士」という…えーっ、この単語もこのパソコンさん知ってた!一体何だキミは。私に合わせてせっせと漫画のタイトルとかアニソンとかニコニコ動画とか調べていてくれているのか。電源を切った後も密かにネットの宇宙で勉強しているのかと思うと胸が熱くなる。どうもありがとうね。ありがとう。
えーと、その「月下の棋士」という漫画がありまして、将棋漫画です。主人公は鬼才タイプで、あっけらかんとして図々しくてルールを一切守らない。居ますねたまにこういう人。見ている分には良いが現実では会いたくない。で、そういう彼に憤りながら、戦って倒そうとする敵のひとりが、村山聖をモデルにした人です。持病はなんだっけな?確かネフローゼではなかった。コンコンって咳をして手に血が付いていたから肺病なんだろうか。
類まれな天才なのに病魔に犯され、でもその為により一層冴える一手、というのは将棋好きには心を揺さぶられる存在なのだろうと思いますが、そしてかつて聖の青春の本を読んで、映画を観た時、命を削るようにしてのめりこんでいくものがあるっていうのは、ある意味幸せなんだろうかと思いましたが、今はやはり、命の方が大事だと思う。そういう存在に快哉を叫ぶのは、マンガとか、小説のキャラクターに対してで、現実の村山聖や同じ境遇の棋士は、名人になれなくても健康を回復して欲しいと思う。命あっての物種。
三月のライオンの主人公が、「彼に負けたら棋士を止めなければならない」「家庭が崩壊する」みたいな人々と戦って、勝って、恨み言を言われ、冬の海に「弱いそっちが悪いんだろうが」と泣きながら絶叫するシーンがあるのですが、「月下の棋士」の主人公だったらいとも平然とぶっ倒して「弱いねあンた!びっくりした…ッ!」と笑って終わるんだろうなーと思いました。友達にはなれないだろうけど、少しそのメンタルの強さを分けてもらうといいかも知れない。イヤか。イヤだな。

露伴先生のイベント

先日、露伴先生の映画封切り記念のイベントというかクイズラリーがあり、行ってみました。先日のジョジョスタンプラリーみたいに規模がデカくなくて助かった(年寄り)

これこれ。

いやしかし、高橋一生は、皆の頭の中に漠然とあった「実写化した岸辺露伴」図に必要不可欠な最大公約数部分をきっちり組み上げてみせたなあと思います。

この指のポーズ好きだ。アラキ先生の手で描かれる一番かっこよかった頃の露伴だったな。

若い頃の露伴先生。

ツマブキみたいであどけない。ここからなにがあって高橋一生の顔になっていったのか(笑)

露伴先生がルーブルへ行く話は読んでないのですが映画は観に行こうかな。正直、最近の絵柄に忠実なアニメより実写の方が受け入れやすいのである。こんな実写化との距離感もあるのね。聖闘士星矢の映画はどうしようかしら。見に行くのが礼儀かしら。誰への?

そしていずれゴールデンカムイのキャストが判明していくのかと思うと動機が速くなる。