GRJ日記

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西郷ドン第12回

始まるドン。

アツ姫の言葉遣いがすっかりきれいになったのが印象的ですね。

そしてピン子の重量感。あの人、あんなにどすこいだったっけか。渡る世間は鬼ばっかり、が終わった後太ったのかしら。顔のふてぶてしいこと関取の如し。

そういえばお客さんでものすごくふてぶてしい顔の人がいて(性格も)、ひそかに「あけぼの」とあだ名をつけているのですが、いつか、ついうっかり「あけぼの」と呼びかけてしまいそうな予感がします。何の事かわからなくて怪訝そうにふてぶてしく私を睨むでしょうか。それとも即座に意図をくみ取って私をクビにするでしょうか。

あのお客さんの方がふてぶてしいけど、ピン子も結構いい線いくくらいのふてぶてしさでした。今までそれなりにおばちゃんパワーを発揮していた南野ようこが一気に可憐に見えました。

南野ようこはさいとうゆきの代役だったんだっけ?でもさいとうゆきより生島、じゃない、幾島には合ってるんじゃないかしら。あまりさいとうゆきには、何も知らない小娘を教え導いてファーストレディに仕立て上げる、みたいな部分を感じない。我が道をゆくというか。あ、どっちもすけばん刑事か。今気が付いた。さいとうゆきのヨーヨー捌き下手クソだったっけなあ。ヨーヨーぶん投げた後、目が敵じゃなくてヨーヨーを見てるんだよね。心配か。しっかり飛んでるかどうか。変な所へ飛んでないか。気持ちはわかるけどね。

「お前は立派な世継ぎを生むためじゃなく、大奥を味方に付け又吉を洗脳するスパイとして潜入するのだ」と言われ、崩れ落ちそうな自我を必死でキープしながら「お父上のためなら」とけなげな事を言ってたけど、内心はガタガタ。地震の時自分を守り庇ってくれた西郷に思わず「連れて、逃げてよ」と言うと、西郷は「ついて、おいでよ」と言ってくれる。その言葉だけで充分じゃと言い、後はもうスパイとしての人生をまっとうすることを決意する。

あの矢切の渡しの一連について、どうなんだろう、アツ姫はああいうことを言うだろうか、と首を傾げたけど、アツ姫が言うかどうかより、そう言われた時に西郷が、できないことを承知の上で「逃げましょう」と言ってやる男だということが肝心なんでしょうね。見ているこちらも、西郷ならそう言うだろうなと納得がいった。

又吉、怖い(笑)でも、演技力のあるなしではなくて、その役の人となりをかもしだす力があると思う。あと、きたがわけいこは、「花のあと」という映画を観て、これまた演技力はないけど(笑)この主人公の内側の「毅然」「まっすぐさ」をよく出している、魅力のある女優だなと思いました。このあと家定とアツ姫が会って話すシーンもあるんでしょうし、楽しみです。

今回はなりあきらと西郷のムフフシーンはなかったかな?どういう着眼点で見ているのか…ああ、ちょっとだけ陰に呼ばれて近づいて話すシーンがあったかな…

お願いなりあきらもうちょっと生きてて。