GRJ日記

サイトの日記代わりです。やや古いマンガやや古いアニメやや古い特撮(略)大好き。

西郷ドン

じゃなくてどんですね。「始まるドン!」

一回目観ました。奥さんが上野の銅像を見て「私の夫と全然違う」と言った、という話は聞いたことがあった。あと、情報バラエティ番組で、西郷隆盛が暗殺されるのを恐れて写真を撮らなかった、というのも聞いたことがあった。皆が西郷隆盛だと思っている例の顔は知人だか同志だからしいですね。でも、奥さんを3人もらったということは知らなかった。へえー。

西郷隆盛とか、徳川家康は、子供の頃に「豪快」「豪胆」「リーダーシップ」あたりで認識して、その後「結構、策謀家」「意外と陰湿」「計算高い」みたいな認識を植え付けられるのが倣いとなっています。まあでも、戦争して勝つためには、明るく爽やかで清々しい笑顔だけではやっていけないでしょう。スポーツではないのですから。だからこの辺りの面々が特に残忍とか、冷酷とかいうわけではないと思う。特に情け深いわけでもないだろうけど。

子供の頃の身分の低さで苦労するあたりは、坂本龍馬を思い出しました。皆大概そうですね。その辺のいざこざで肩を怪我して、刀を握れなくなったというのは史実なんでしょう。あと、幼馴染みの女の子の気持ちを汲んで女装してみたというのは本当なんだろうか。あんな男尊女卑のかたまりみたいな仕組みの中で育てられていて、そうそう虐げられてる側の立場になってみるなんて発想をするだろうか。本当なら大したものですが、もし、キャラを盛ってるとしたら、あんまりしない方がいいんじゃないかなーと思いました。時々あるのですが、主人公がやけに「罪もない民らの暮らしのために」「女子供の笑顔を守るために」と言い出すと、なんか「これ言っとかなくちゃ、みたいだなあ」と思う。たまには、本気でそういうことを常日頃考えている、責任感の強いタイプの人もいるのでしょうが、もし、実際はそれほどでもないけど言わせておくか、というのなら、しなくてもいい、と言いたい。他の部分まで眉に唾を付けて観るかという気になる。

この頃は子役と成人後の顔が似てますね。変態仮面の子供時代の回想シーンがあったらこの子で良い。島津なりあきらトオジョオー!この人も名君で有名で、俳優が演じてみたい役5本の指に入るんじゃないでしょうか。アツ姫の時は越後製菓が演じてましたね。今回はわたなべケン。少し前にややうすらみっともないことになってましたが、別に演技内容には関係ない。ああいう出会い方をした子供が、面罵され屈辱にまみれ、悔しいと心底思い、そしてこの人に仕えて働くようになりたいと思うようになるその佇まいは良く出ていました。そして思った。夏のコミケで、なりあきらと西郷の薄い本が出るのではないかと。神をも畏れぬ所業

今後、出てくるのが楽しみな俳優は居るかな?エイ太って、アツ姫の時にコマツ帯刀の役で出てたけど今回は誰の役だろう。九州づいているなあ。

全然関係ないのですが、「帯刀」みたいに、すっかり読み方が通例となっているけど、字面と全然違う呼び方をする名前や単語ってあるじゃないですか。かっこいいなあ、と私は思うわけですが、考えてみると、「読み方が通例となっている」の部分がなければキラキラネームと同じだよね。歴史を重ね呼び続けていれば、月と書いてルナ、黄色い熊でぷうも当たり前のように読まれ、「字面と違う呼び方すてき」と言われるようになるのかどうか。

大河に限らず、史実と違う展開にしてるとあれこれ文句をつけられますが、一方では、新選組でやまなみさんが切腹するというあたりで助命嘆願のお便りが沢山来たんですって。いや、いくら助命嘆願されても、やまなみさん切腹しないと話進まないから。嘆願が聞き届けられてやまなみさんがこっそり逃げ出してどこかの田舎で明里と幸せに暮らしたとかにしたら、皆「よかった!」って言うんだろうか。すごいなあ。

そうそう!予告編のナレーションがワムウだった。笑った。

更に関係ない話。

「すっかりでっかく育ちきったのに、未だにご主人様に抱っこされるのが大好きなわんこたち」のページを見て、巨大なアラスカンなんとかなどがご主人の上にどさっと乗っかって胸に顔あずけて安眠したり、ご主人の顔ぺろぺろしたりしてる姿に、いるなこういう奴、と思いました。とりあえずポルで。