GRJ日記

サイトの日記代わりです。やや古いマンガやや古いアニメやや古い特撮(略)大好き。

新島ジョー

矢吹ジョー、おだぎりジョー。

じょーさんは邪険にされ突き飛ばされ地面に倒れ「やれやれ…」と悲しげに微笑みつつ起き上がる姿の似合う人だなあ。見ていてゴダイ君を思い出しました。

しかし前夫の最期のかなしさよ。詳細を聞かされたヤエが「今日は皆で嘆こう」と言う母に対し憤った顔で「まだ仕事があるから」と言って立ち去る気持ちは、なんかすごくよくわかりました。つらくて身を切られるようで、そして悔しくて腹立たしくて腹が立ってしょうがない気持ち。相手へも自分へも。

そして皆が泣いたり怒ったりしている中、彼の字の美しさとそこに篭められた決意の潔さに、ひとり会心の笑みをみせるジョーの顔が温かく、死んだ前夫になりかわってありがとうと言いたい気持ちでございました。

大地に伏して死者の声を聞こうとするのはちょっとひいたが(笑)ヤエちゃんも「この人、おもしれえ人だとは思うんだけんじょ、ちっとあぶねえぞい」と思ったであろう。

でも、ちょっと、急ぎすぎの感がある。もうちょーっと、ヤエちゃんとジョーが近づきあう時間と、出来事を丁寧に追って、作って欲しかった。

人間というもの国家というもの女性というものを柔軟で啓けた目で沢山沢山見てきたジョーが、ただ一人の妻として選んだのがヤエであった、そしてただひたすら城や会津や同胞のために戦い、寄り添いあいともに生きるはずであった夫をあんな形でなくしたヤエが、もう一度手を携えようと思ったのがジョーであったという、そのくだりは、なんなら5回分くらい使って描いても長くはないと思うのだが。

たかしま兄が「傲岸とはこういう顔」みたいなツラしてましたな。ヤエちゃんが居たら銃で撃たれてたぞ。

ヤソは駄目か。そこをひとつなんとか。皆でぱらいそさいぐだ。ふわふわ夢心地、ぜず~まかせ~

そういや先日、久々に阿部ちゃん主演の妖怪ハンター「奇談」を借りてきて観ました。ちょっといろいろ盛り込みすぎな気がする。

ジュリーが稗田礼二郎をやったヒルコも結構面白かった。あれもまた借りてこようかな。

えっ、リューキの小説も出たの?

クーガの方悶絶ものらしいから読まなきゃいけないんだけど。本屋に行かないと。

おだぎりさんの演技を見ているとふつふつとゴダイ愛がこみあげてきます。今度おともだちの本に書かせてもらうので、あの男をなんとか、うまく再現したいと念じております。というわけで夕べは風呂場でくうがの話を考えたねー。

リューキの話も2本ばかり途中になっているんですが、一回止めて、もっと短い、秘書語りに近い話を書こうかと思います。私一人称は苦手なの

拍手して下さった方、ありがとうございます!