GRJ日記

サイトの日記代わりです。やや古いマンガやや古いアニメやや古い特撮(略)大好き。

天才柳沢教授の生活

唐突に好きな漫画の話をします。

今日は

天才柳沢教授の生活

山下和美さんが、モーニングで不定期に描いているマンガです。

柳沢良則という大学教授がいて、彼の日常やら過去やらの、周囲の人間との交流の話です。

彼はものすごく四角四面で、自分が正しいと思ったルールを遵守することにおいて絶対に譲らない。恥ずかしいとか人の目がとかいったことは一切お構いなく、最初はその極端ぶりを笑っているこちらが、ふと。

柳沢教授がこちらを見て、何故わたしがおかしいのか、その理由を述べたまえと言ったら何と言うだろう?と考えてみると、ちゃんとした理由なんかなにもないことに気づく。柳沢教授は『偏見とか常識とかいったものを一切そぎ落とした目線とか、思考そのもの』なんだと思う。

そして最初は教授自身についての出来事や教授の考えたことのみを見ているのだけれども、いつしかその回のゲストや準レギュラーの言動、そしてその姿をきれいに映してみせる鏡のような教授の言動によって、人間っていろいろだなあ痛いなあつらいなあ温かいなあ勝手だなあ、などしみじみ思うのであります。

どんなことでも、言葉で話し合えば解決すると主張する柳沢教授が、娘の節子がつきあっているパンクなロッカーと話し合って自分の過去のことなど思い出し「言葉では伝わらないこともある」と納得する話がなんか、派手ではないんだけどほのぼのと温かかった。

あと節子がロッカーと付き合うようになる前の話の、超ジミな顔なのに誰にでも好かれる女の子の話。痛かった。節子が嫌いになった(笑)

あとイタリアンマフィアのボスの話。最後の、キャッチボールしながらつつっと泣く教授の顔がつらかった。

あとヤクザの元親分の話。教授が激怒する顔のまあ、色っぽいことかっこいいこと。絵の力に魅了されました。

などなどイイ話沢山ありますが、教授のキャラがキマるのには少し時間がかかったようで、1話目で節子に冷たくされて涙ぐむのです。そんなこたぁ後からの教授はゼッタイにすまい。「何故泣く必要があるのかね」と逆に質問するであろう。まあ序盤のキャラのブレについてはあまり意地悪くやいやい言わなくてもいいよね。

あと、未だに続いているのですが、途中あたりから絵柄があまり好きでなくなり、この頃は読んでいません。ごめーんね。

でも、やっぱり、教授と出会ったら教授が私に興味を持ってくれるような、生活や趣味や生きる目標や打ち込んでいるものを持っている人間になりたいなと思います。

拍手して下さった方、ありがとうございます!

> Rさま

うぉ、そうですか!そんな真っ黒くろすけな話でしたか(笑)イヤーン。やめてー。えっ、浅倉さんがそんな。

生まれ変わったらたこ焼き屋台のオヤジになれとかいんちきプロデューサーになれとか無茶は言いませんけど、もうちょっとこう…

なんか読むのが怖いです。その上なんですと?事務所が?えっ?

もうー。いっそのこと宇宙人が攻めてきた、どうする13ライダーズ!とかの話にしてくれい。あ、それいいな。書こうかな(笑)

なんかもうヨレヨレですが情報ありがとうございます。読みますよ。くーがとどっち先に読もうかなあ。

昔、映画館が、一回お金を払えば一日中何回でも観られた時代、2本立て封切の時代にはよく「この時間に入るとどっちが何回どっちが何回」なんて考えたもので、ほたるの墓とトトロを観にいった時ついうっかりほたるが後のタイムスケジュールになってしまい、どんより暗くなって映画館を出ながら「トトロを後にすればよかった…」とか思ったものでしたが、やはりリューキ読んでクーガ読んだ方がいいかな。と思った次第でした。

長いよ!

一言、ありがとうございました!またなんでもお声下さい。