GRJ日記

サイトの日記代わりです。やや古いマンガやや古いアニメやや古い特撮(略)大好き。

今度の日本沈没

なんか、今度おぐりしゅんが主人公で日本沈没を撮るとかいう話を聞きました。おぐりしゅんはかつてルパンの実写に出て、私を大いに嘆かせた人です。そしてキャプテンハーロックのフルCGのアニメ映画でハーロックの声を演じて、私を立腹させた人です。
銀魂は結構良い評価のようで、私も観ましたが、私は銀魂に思い入れが全く無いので彼のキャラクター作りや演技に対して良い印象を持つこともありませんでした。こうしておぐりしゅんと私は不幸な巡り合わせばかり繰り返しているのです。勝手なことを並べております。
日本沈没の大昔の連続ドラマは、この日記でも何度も言っていますが、もう何回観たかわからないくらい観ていて、でも一定期間経つとまた観てしまう。今も観ているサイクルです。とても面白い。この先どうなるのかわかっていても面白い。CGは全然ないし特撮は古くさいしその他大勢の演技は大根だけどその辺の辺りは全く気にならない。もちろん、面白いと思うポイントは人によって違うからそこら辺は言い張りませんが。
後年、くさなぎとしばざきこうで撮った映画を観ました。あの時にも思ったことなのですが。
最初の連ドラの日本沈没では、戦後30年くらいなんですね。登場人物たちの、やや年嵩の人の中には、あの戦争がまだまだ根深く残っている。大事なものを失ったり、自分の本性が剥き出しになった経験をしたり、決して軽々しく「こんなことがありました」と人に言えないような事柄です。その、口に出さず背負っている、抱えている大きな影の存在が、戦後70年の世の中では無くなっている。あのお話に、その要素があるかないかというのは、結構大きなことのように思われます。ないと、ただのSFパニック作品になってしまう気がするのです。
今度の日本沈没はもうすっかりいじりまくって別物らしく、多分、私が昔の連ドラ日本沈没を観ながら感じている郷愁のようなものは全くないんであろうなと思いますが…でもやっぱり観ると思います。
連ドラ沈没では沢山の女の人が出て来て、主人公の小野寺さんに惚れまくる。まあ、小野寺さんの心は田所さん…ではなくて阿部玲子さんのものですが。私個人はセスナを運転する小川知子が好きでした。と突然女優の名前を出していますが。気ままで自分勝手で無茶苦茶なんだけど、情があって知恵と度胸があって行動力がある。友達にはあまりなりたくないが、見ていてスッキリした。今書いてみて、彼女は阿部玲子の正反対みたいなキャラクターなんだなと思いました。

さんざん書いてますが原作を読んだことがない。ゴルゴ、じゃなくてさいとうたかを先生のマンガは読んだことあるけど。ここらでひとつ原作を読もうかしら。