GRJ日記

サイトの日記代わりです。やや古いマンガやや古いアニメやや古い特撮(略)大好き。

ピン抜きゲーム

スマホのアプリを使っているとよく言われるのが「広告と実際のゲームが全然違う」問題です。ホームスケープ、ガーデンスケープが代表だろうか。オースティーン!他にもいくつかある。
その広告の方でよく見かけるのがピンを抜くゲームです。主人公、溶岩や毒ガスなどのトラップ、悪い敵、宝物くらいだろうか。がステージの中に配置されていて、それぞれがピンで仕切られている。順番を考えてピンを抜いていくと、悪い敵が溶岩でやっつけられたりどこぞに閉じ込められたりして、主人公が宝物を手に入れて喜ぶ。みたいな展開になります。失敗すると主人公が悪い敵にやっつけられたりガスで倒れたり宝物が溶岩で熔けちゃったりする。見たことあるでしょう。とても面白そうに見える。
でも、そのアプリをダウンロードして遊んでみると、3マッチゲームとか、シミュレーションゲームだったりする。この広告詐欺問題はどうして起こるんでしょうね。わざわざ広告のためにだけ30秒くらいのゲーム画面を作り、人を誘導するというのは一体。何故実際の3マッチゲームやシミュレーションゲームの画面を出さないのだろう。それだと数多のゲームに埋もれてしまうと思っているのか。ピン抜きゲームの方が人心を掴むと思っているのか。ダウンロード数さえ稼げればあとは「違うー広告はこういうのじゃなかったー」と嘆こうがどうでもいいのか。
まあそれで「よくこういう広告詐欺問題ありますよね」というのが人の口にのぼり、共通認識になった辺りから、「あなたがやりたかったピン抜きゲームが、実際に遊べる!」みたいなアプリがやたらと出回り始めた。そこらへんの動きをよく見てるもんだなあと思ったけど、今はSNSでよく上がるワード等調べていればいいんだから、昔よりは楽だろうな。
で、私も「ピンを抜きたい」と思っていたので、どれにしようかなと見比べ、中世の騎士と魔物とお姫様と各種トラップと宝箱のやつをダウンロードしてみました。どこかの会社が、「これ多分オースティンだよね」みたいなキャラクターでピン抜きゲームを作っていて、それの実況を見ましたけど、私がダウンロードしたピン抜きの方がよく出来ていると思う。タイミングを狙う要素などが加わっていて、そう簡単にいかないのです。失敗して宝箱燃やしちゃったり、敵にやられちゃったりした時に、主人公が「あああ~」って嘆いて崩れ落ちるんですけど、その顔が可愛くて可哀想。お姫様を助け出すステージでは、うまくいけばお姫様といちゃいちゃするんですが、すぐ傍に毒で死んだ敵だの、針山でつぶされて死んだ敵だのがゴロゴロしているのに目に入らない感じでいちゃいちゃしているのが怖い。でもうまくいった時の「やったぜ、イェー」みたいなポーズが可愛い。
と思ったらもう最後のステージまで来てしまって、「もうすぐ新しい来る。ありがとう」とたどたどしくお礼を言われました。そしてまた、びっくりするような広告の量でした。「広告が多い」は、もはや情報にもならない暗黙の了解になってますが、それにしても多かった。ワンアクションごとに広告。それの中で最終ステージまで来たっていうのは、我ながら気が長いことであるよ
こういうのをやると必ず自分が入れ込んでるキャラがこういうステージに入り込んだら、と想像しますね。短気ですぐ適当にピン抜いて溶岩で「うわぁー」で終わるやつ。いるいる。