GRJ日記

サイトの日記代わりです。やや古いマンガやや古いアニメやや古い特撮(略)大好き。

お返事

梅雨が明けた途端に、フライパンの上のような毎日でございます。
嬉しいような悲しいような。

お返事です。
お声ありがとうございます!

 > YR様

いらっしゃいませ!大雨の時はちょっとびびりましたが、近くに川も崖もないのでとりあえず大丈夫です。ありがとうございます。あら、台風で浸水駅前。ああでも確かに我が町の駅前も結構低地で、駅裏へ通じるトンネルは大雨が降ると水没して、駅裏へ行くには泳いでいくしかない…ポセイドンアドベンチャー…な風景です。
我が家の玄関の前で、よく甲虫がひっくり返ってじたばたしているんです。メスが多く、今年はカブトムシのカブ子、クワガタのクワ子、クワ美、ハサミムシのハサ子が来ました。オリゴ糖をなめさせてやって放すオリゴ糖ホテルとなっております。噂をききつけてやってくる甲虫もいるのかどうか。
仗助って一番最初はちょっと苦手だったんです。こっちは3部が終わったばっかりで放心状態だし、その上ジョセフが不倫して出来た子が4部のジョジョなんてトンデモ後付け設定を披露されてトホホだし、急にキレて承太郎に殴りかかってるしで、「このビーバップハイスクールみたいな子をジョジョとして認定できるだろうか自分」と不安に思っていたのです。
いつもは温厚だけど髪をけなされるとキレる、というキャラ作りも、個人的にはあんまりピンとくるものではなく(笑)でも、おじいちゃんに死なれたところ(敵スタンドが入っている壜を置きっぱなしにしてその場を離れるという点だけは、絶対おかしいと思うんですけどね)や、敵である億泰に対する「なにも死ぬこたねー、そう思っただけだ」というくだり。変わり果ててしまった億泰と形兆のパパが何を求めていたのかを見抜く眼力。「殺すスタンドじゃなくて治すスタンドなら一緒に探してやる」という言葉。あの辺りで、この子はいい奴だなと思ったような気がします。それこそ、冬の太陽のような、直接的でないけど気が付くと温まっている感じ。全ジョジョの中で仗助が一番好きと言う人の気持ちがわかる、と言える感じ。まわりくどいですが(笑)
ジョルノは、人間的な弱さがほぼ見当たらないですね。魔王が寄宿舎に入ってるよう。本当にね、虹捜索のジョルノがやっと年相応ですね。ジョルノが弱音を吐いたり、やきもちを焼いてから自己嫌悪に陥ったり、悔しくて涙ぐんだりとか、想像がつかない。今文章を打っていて悪い冗談のようでした。そこら辺の、あまりにも超越しちゃってるところが、「ブチャラティが主人公みたい」なんて言われるんでしょうが、「こんなジョジョ」「あんなジョジョ」のバラエティ色には一番貢献してますね。
そう、そう、柱の男たちと人類はもう、まるきり別の生物で、「お前たちは情容赦がない」って柱の男たちを責めることのトンチンカンさは、よくわかりますね。マルク真っ二つ事件の時、シーザーの怒りと嘆きは読者の我々にはびしばし伝わってきますけど、同時に、柱の人々にとっては「思わず笑っちゃう」ようなことであるんだなあ、とすごくよくわかったのを覚えています。何より、「トン」てぶつかっただけで、こっちの身体がワサ~って無くなるあの絶望感。絶対こいつらに勝てるわけないよ、と絵で見せてくれたなあと思います。
数万年一緒に居た相手が、ある日突然人間ふぜいに殺されたなんて、カーズ様の嘆きはどれだけ深かったろう。そしてその嘆きを、泣いたり吼えたりでなく、仇のジョセフを睨みつける目つきだけで表すって、本当にすごいなと思いました。うん、単なる、どこからどう見ても悪役、倒されて当然の悪い奴、というのでなく、彼らなりの苦しみや悲しみを背負い、欲しいものがあり求めているものがあり、仲間同士の友情や愛情があり、といった敵の方が、物語が膨らんで厚みが出ますね。1部のディオは、成り上りたい野望やジョナサンへの尊敬とか愛憎を持っていて、酔っ払って吸血鬼に殺されかけたり、個人的なドラマを抱えていましたが、3部DIOはその点、結構、「圧倒的ではあるが、単なる、悪役」であったように思います。躊躇とか逡巡の全くない悪。『倒すべき敵はこいつです』という一枚看板。その分、部下たちがバラエティ豊かでしたね。いや本当、私は、ンドゥールやエンヤが、あそこまで滅私でDIOを崇拝し、心酔し、盲目的にあがめているのが、なんでかわからなかったです。『ヴァの付く人』なんか最たるものですね。ものすごいかくし芸を披露しますよ、あんまり詳しく言えませんけど「1番!ヴァの付く人!DIO様のために●んでさしあげます!」
暗殺チームは誰ひとり裏切らず、ひたすら後続のメンバーに繋いで死んでいく心意気がすごかった。きつい仕事と冷遇されてる立場を耐え忍んできた仲間たちやリーダーへの信頼は篤かったんだなあ、とアニメを観てから改めて気付きました。金髪碧眼の二枚目と、大根みたいな弟分、でも弟分は本当はすごく強いスタンド能力を秘めていて、それに気づいて飴と鞭で育てる兄貴分。兄貴分の死にざまを見てものすごい勢いで成長する弟分、死ぬ間際までスタンドを解除せず援護し続ける兄貴分。「償いはさせるぜ、兄貴の見ている前で、兄貴が逝っちまう前に」「やれ、やるんだペッシ、おれはお前を見守っているぜ」熱いなあ~
OVA太郎はサラリーマンみたいな落ち着き方ですね。もう50年くらい生きてきたんではないか。たばこがサマになりすぎる高校生って一体。あっそうか、OVAにはフライドチキンは居ないんですね。そりゃそうか。あのムードぶち壊すもんね。コブラジョジョ視ていただいて嬉しいです。シリーズ全部視て欲しいんですけど、結構3部最後の映像を使ってるところもあるので、全部視終わってからのほうがいいかも知れません。感動の別れが台無しに。
ねえ~、ンドゥールのあたりアヴドゥル氏ポルナレフのこと構ってますよね~。この後花京院がリタイヤすると、いきなり筋肉もりもり率が急上昇して、4人でうろうろすると本当暑苦しい(笑)花京院が戻ってくるまで、筋肉をお楽しみください。
アヴドゥルはすっごく強いのにさっぱりその強さを使わせてもらえなくて悔しいです。アラキ先生!(絶叫)
そうそう、新しいオープニングは皆のスタンドが歌詞になってるんです。2番にジョセフ、イギー、花京院が出てきますよ。ロマンチックで毅然としていて、彼らの雰囲気にぴったりの歌詞です。寡黙な炎てのもいいですよね~!怖れを知らぬ剣が貫く、てのもすごく彼らしいし。エンディングはダメですーもうどの部分を見ても泣いてしまう。そう、川辺のアヴ氏とポルナレフね…いいから渡っちまえよポル…バカ者何故来たとか言われて怒られながら渡っちまえよ…え、5部ナレフ?大丈夫だ健忘症のアラキ先生が誰かテケトーにこさえてくれるから…
解説してるページありますあります、でも私も一回みただけで「もういい」とそっとじ。つらくて(笑)だんだん腹立ってくるんですよ。しぬんだろ知っとるわ!いちいち言うな!て逆切れですね…
あーYRさんお若いですね!私はジャンプと言えばもう北斗のコブシです。ラオウDIO、どっちが強いかな、とか考えてました(笑)でもラオウならDIOに勝てると思うな。あとカーズ様にも勝てるんじゃないか。
私はジョジョは最初から読んでたんですが、ハマったのは3部の、医務室での承太郎の「この空条承太郎はいわゆる不良のレッテルを貼られている」から始まる長セリフです。「悪とは!」てやつ。あれ読んですごく感激して、「ましてや女を!」あ~このジョジョ、いい男だ~って思いまして。あの時の感激は未だに覚えています。承太郎は本当にいい漢だ。アヴドゥルが「信じて賭けよう、魂だろうとなんだろうと」と言うに値するね(笑)
拙作を読んで下さってありがとうございます(照)承太郎の、本人も気づかない深部にひそかに存在してる花京院てのは、承太郎自身も気づかないところでの支えになってくれるだろうと思います。妻をめとり娘が生まれ、そのたびお祝いを言う花京院。妻と言い争いをし、娘に背かれた日も、きっとアドバイスをくれたことだろう。誰と別れた日も、花京院は変わらずに承太郎を励まし、勇気づけるんだろうなと。きっと、承太郎が死ぬ時まで一緒にいて、一緒にあの世へのぼっていくんだと思います。「死ぬまで一緒だし、死んでも一緒」という点では、アヴポル同様なんだと思います。
普通の人間としてのアヴドゥル、と一緒に暮らして、スタンド使いと戦ったりなんだりするポルナレフも自分では気に入っていまして、支部の話よりももっと対等度数が上で、本来ポルナレフはこのくらいかなと思いもするんですが。でも、妹に関すること、犠牲とか、復讐とか、はいつまでも彼の心を動揺させ、冷静な判断をできなくさせ、本当はどうすべきだったのか悩ませ続けるだろう。でもそれを一緒に考えてくれるアヴ氏が隣りにいれば、決してつらいだけのことではないと思います。そんな姿が見たかったよ…というわけで書いたよ…て感じです。
皆で遊びまくる話は書いて居て本当に楽しかったのを覚えています。許されないけど許して欲しい。クルセイダースは良いチームだったなあ。チームとしての良さは、何部のどのチームにも負けません。たとえ別れて何年たっても、再会すれば仲間に戻れるようなチームでした。
本当にお気持ちのこもったお声ありがとうございます!嬉しいです!書いて良かった。あっ、支部の方で、数日中に新しい話あげるんで、良かったら読みにいらして下さい。また何でもお声下さいね。お待ちしております。