GRJ日記

サイトの日記代わりです。やや古いマンガやや古いアニメやや古い特撮(略)大好き。

皇帝と吊られた男

二人が「行くぜ」「ヒヒ」とかやってるところ大嫌いですが(笑)でも、この名前の連なり方は悔しいけどかっこいいね。
他の二人誰かで誰それと誰それ、と並べてもなかなか勝てるかっこよさは出ない…と言おうと思ったけど後ろが「吊られた男」みたいに長いとかっこいい気がする。「太陽と運命の車輪」とか。イカス。他にもなかったっけ長い名前。
で、このくされ二人組にやられたアヴ氏ですが、ジョースターさんと承太郎が介抱したら助かったと。
で、頭と背中から血がぴゅっぴゅ出ているアヴ氏をこっそりと病院にかつぎこんで、「怪我が治るまで死んだということにしようそうしよう」と話し合って、あの場所に帰ってきた頃にポルナレフと花京院がJガイルを倒して戻ってきました。時間的にそのくらいでしょう。いや、ジョースター二人組の方が時間が掛かると思う。ポルナレフと花京院が車に乗って逃げて行って握手の代わりに肘鉄くらわしてハンドルにJガイルが居て大破して飛び出て子供の目に砂を入れて一発入れてその後ギャーという悲鳴の方に行って罠に嵌まって一撃くらって周囲に貧乏人が群がって「仇を討つ時にはこういうんですよ」でやっつけて…戻って来たのでしょう。数十分くらいでしょう。DIO対承太郎戦がほぼ数分の出来事ていうのと一緒でしょう。下手するとジョースター二人組は慌てて駆けつけてきたかも知れないくらいだ。
アヴを簡素だけど埋葬してきたというのはもちろんウソですしね。でももしポルナレフが「ここを発つ前に、アヴドゥルの墓参りをして行くぜ。連れて行ってくれ、ジョースターさん」と言い出したらどうしたんだろう。
そこで「実は埋葬したというのはウソだ」とは言えないし、何とか言いくるめて次の町へ旅立つことにするんでしょうが、なかなか難しいと思うよ。どうするよジョースターさん。後ろで無表情の顔にだらだらと汗をかいている承太郎。

いつだかこの後で「俺は必ず戻ってくるぜ、アヴドゥルの墓を作りにな」と言ってる時に「アヴドゥルさん…」と心の声で言っていた花京院。君は一体何を考えていたのだ。「怪我の様子はどうですか。早く戻ってきて下さい」が後についているようには見えないんだ。「この時点ではアラキ先生はまだアヴドゥルさんが戻ってくることにしてないんです」だろうか。あれ、まだ「実は生きていた」を訊く前のその日のことだっけ?いや、見た時に「これ変だな」と思った記憶があるんだけど。

無人島でのアヴさん自身含めてのトンチキ小芝居は、何度見ても変ですね。パパドゥルを出す必要あったのかなあ。まさかあの時点でまだアヴさん復活を考えてなかったんだろうか。まさかー、と思いますがどうもアラキ先生の脊髄反射的なストーリー展開を目の当たりにすると、案外本当にそうなのかも知れないなと思えて来ます。