昨日だか一昨日だかテレビを観ていたら、「この世の最後に食べたいものは？」という質問をしていた。それは「一番好きな食べ物は？」という質問と同じだと思っていいのだろうか。最後に食べたいものは一番好きな食べ物と同じだと思って間違いないだろうか。中には、一番好きなのはエビの天ぷらだが最後に食べたいのはカレーライス、と言う人もいるだろうか。どんな理由があればそういうことになり得るだろう。と今いろいろ考えてみましたが思いつきませんでした。
まあでも、「この世の最後に」と言われるとちょっと、覚悟とか、悲壮で大仰なものを背負って、責任をもって答える感じはあるね。一番好きな食べ物は？という問いに対しては無責任になんとなく行き当たりばったりに答えるだろう。真剣に考えさせる効力がある問い方なんだと思います。
アメリカだっけか、死刑囚が死刑の前に好きなものを食べさせてもらえる慣習があるらしい。日本もなのかな？で、頼んだものを見ると結構「フライドチキンにコーラ」なんてのが並んでいる。アメリカ人にとってのフライドチキンは、日本人にとっては何だろう。居間でテレビを観ながら食べる、日常の代名詞。やっぱりご飯とみそ汁でしょうか。
私はなんだろうな。さっき咄嗟に出しましたがエビが好きなんです。エビフライ大好き。エビの天ぷらも好き。エビの寿司も好き。エビってことにしようかしら。
関係ないんですが
子供の頃に親戚に天ぷら屋に連れて行かれたことがあった。カウンターの中でオヤジが天ぷらを揚げて、目の前にほいと置いてくれる。子供の私は置かれたとたんに貪り食って、箸を握って次が来るのを待っていた。
帰る時に店のオヤジに、お嬢ちゃんみたいに食べてくれる人が一番嬉しいお客さんだと言われてとても誇らしかったのを覚えている。だから料理は熱いうちに貪り食うのである。
