GRJ日記

サイトの日記代わりです。やや古いマンガやや古いアニメやや古い特撮(略)大好き。

名前のイメージ

何の話かというと

ゲームやアニメの名前に使われる「一般的な外人の名前」があるじゃないですか。

ゲームやアニメに出てくる、日本人の名前はぶっとんでることが多いですね。外人の名前は、あまりにぶっとんでることはない気がする。ぶっとんでいても我々日本人にはピンとこないというのもあるし。よわむしペダルなんか観ていると、「実生活で出会う事はまずない変わった名前、でも現実に居ても不思議ではない名前」が沢山でてきます。ここら辺のさじ加減は、やはり日本人でないと出来ないんだろうなと思いました。外人が、凝った日本名を考えるのは難しいと思った。同様に、日本人が、ちょっと変わってて、でも現実にいてもおかしくはない外国名を考えるのは難しいと思う。

で、「その名前を初めて耳にした時点で、その名前のイメージを持ってしまう」ってことがあると思います。私が一番それを感じたのが「リンダ」です。ドラクエ2のムーンブルグの王女様。他の名前になることもあるそうですが、私はリンダでした。

「リンダ」と言えばある程度以上の年齢の人間にとっては山本リンダなんです。もうリンダと言われた時点で私の頭の中では、王子様2人と山本リンダのパーティになってしまった。

ドラクエ2のメンバーズの名前を変える裏技を知った時は大喜びで変えたものですが、あれも電源入れる度にやらなきゃいけないらしくて、あまりに面倒で諦めた。

でも、ある程度以下の人々は山本リンダを知らないわけだ。「リンダ」と言われてもあのウララウララの姿を全くイメージしない世代もいるんだよね。その人たちはリンダという名前の姫も、普通に可愛い娘を想像できるのだろう。そう思うとなんだか不思議な感じがしました。

同じ理屈で、ローラと言えば西城おできの「ローラ」なんですが、知らない人たちは多分最近の芸能人のローラをイメージするんだろう。西城おできに歌をつくった人の責任は重大です。

ベッキーと言えばトムソーヤのガールフレンド。

アンと言えば赤毛のアン

ロッテと言えば人の名前ではなくて会社名。

私はね。

そういう感じでそれぞれ、最初にその名前を知った時のイメージが印象付けられるってことがあるんではないかなと思ったの。

でも、マリアとか、メアリーは、あまりにもあちこちいろんな場面で見かけるので、共通して「これ」というイメージの固定がないんではないか。あなたはマリアと言われて「あのキャラ」てとっさに出ますか?私は出ない。メアリーも。

そのうち、ゲームで初めてその名前を知った、という人も出てくるでしょう。もう出て来ているんだろうね。「ジェニファーという名前を見かけるとハサミの男に追われてる黒髪太い眉の子のイメージ」の人がきっと。