すごいタイトルだな。
何の話かというと
ちょっと思ったのですが、ホルマジオのスタンドは相手を小さくする。
戻るのは一瞬だけど、小さくなっていくのは時間がかかる。
変に不自然な制約だと思いませんか。私は思います。
ナニナニよりは小さく出来ないとか、小さくするのももとに戻すのも時間がかかる、という制約ならわかるんですよ。行きだけ時間かかって戻しはかからないって、不自然です。
なぜそんなことに、と考えてみるとやっぱり、ストーリー展開のためだろうと思わざるを得ません。対象を一瞬で小さく出来るなら最初からナランチャがちっちゃくされてそこで話が終わってしまう。ゆっくりしか戻せないのならナランチャのポケットや排水溝の中でホルマジオが死んじまってそこで終わってしまう。だから。
ちょっとそこのところなんとかするのが腕の見せどころじゃないのか。
あと
ワムウのこんけつさつ。難しい漢字。第二水準。
カッコいい名前だね。
でも自爆技。
これを繰り出したワムウに、カーズ様が「勝つのはお前だ、人間どもの生き血でその傷を癒そうぞ」みたいなことを言いますよね。あの「その無残なる姿美しいぞ」ってセリフはカーズ様っぽくて、柱の一族っぽくてちょい好き。
で、もしワムウが渾楔颯(この字でした)でジョセフをぶっころしたら。
ワムウはジョセフの血で傷を癒したのかしら。そうやってるワムウを思うと、ちょっと、可哀想かなと思う「もっと可哀想なのはオレだろーッ」
ワムウはどんどん強くなっていくことが生きがいですけど、やっぱり、それは終点がないのです。あるとしたら、自分が認めたライバルに倒されるって事だけだろう。あの最期を迎えたことは、ワムウとしては満足だったんだろうなと、ジョセフを倒した後ジョセフの血で元気になっていく無言のワムウ、なんてのを想像すると、改めて思うところであります。
カーズには自爆技はないのかしら?なさそうね。そんなことしてまで倒す敵なんか居ないし、カーズがそんなもの出す前に他のふたりが黙っちゃいないだろうからね。
とか考えると、最後独りになったカーズはやっぱり可哀想ね。どんなに強くなったところで、世界にひとりぼっちなんだもの。「だからオレの方がもっと可哀想…」
例の有名な「考えるのをやめた」ってやつ、あれで「そして 死のうと思っても死ねないので」って部分があって、それ読んだ時も「あのカーズが死のうと思うだろうか」って思ってから、「あのカーズでさえも、死んだ方が楽だと思うしかないほどなのかなあ」と思いました。が、やっぱりちょっと、不自然な気がします。なんとかして再起を待つんではないだろうか。なにせ何万年規模のスケールで生きてきた人なんですから、待つことには耐性があるだろう。例の5億年ボタン。だっけか。5億じゃないっけか。あれも、柱の男なら、まあ柱の男でも5億年はちょっと弱音を吐くかも知れないけど、我々よりは耐えられるだろう。
きっと宇宙のどこかで、地球を救うために太陽に突っ込んでいったアトムとか、火の鳥とかと再会して、元の姿に戻るんでは。