クマムシ。丈夫なことで有名なちっちゃーい生物です。確かに、這って歩いている姿が熊に見える。かわいいような気もする。
乾燥にも強く暑さにも寒さにも強い。人間ならとっくに死んどるような環境を耐え抜き、環境がよくなれば復活する。なんたって放射能にも強い。人間の致死量が4グレイのところを、クマムシは3000から5000グレイ耐えるそうだ。もう比較にならん。ＳＦ冒険ものにはぜひクマムシのヒーローを抜擢すべきだ。関係ないですが放射能に関する単位が、新旧も併せて山ほどあって、どれがどういう意味をあらわすのかさっぱりわからない。グレイだのベクレルだのレントゲンだの。
そのクマムシを山ほど積んだ月面探査機が月に墜落したんだそうです。今年の話かな？果たしてクマムシは生き延びて、いつか地球人の手で回収され復活するかどうか。きっと生き延びるんじゃないかなあと思います。
今も、静かな月の表面に乾燥したクマムシが横たわり、時々太陽に照らされ、時々暗闇の中に居て、巡ってくる地球を見上げては「あれがわれらのふるさとだ」などとつぶやいたりしているのでしょうか。
クリスマス向けいちゃいちゃ話を打っています。ゲヘヘ
