ちょっと気になって調べてみたら、ハイエナにも種類があって、よく言われる「ハイエナ野郎」みたいなハイエナ。ライオンのおこぼれをもらっていく組。サバンナの掃除屋。な、ハイエナもいるし、後から耳にする、チームで狩りをする優秀なハンターのハイエナ、も居るのだそうです。へえー。まあ、優秀なハンターの方がかっこいいとは感じますけど、掃除屋も必要だと思いますけどね。
しかし、同種の「ハイエナ」なのに、そんな基本的な部分から違うってこともあるんだ、と感心したのですが、思えば人間は「同じ、人間という生き物」とは思えないほど違いますからね。ハイエナの違いくらいなら、そんなに驚くほどのことはないのかも知れない。
ナウシカに出てくるペジテの王子と王女。双子。兄はアスベル、妹はラステル。
耳にした時とても納得した。双子の兄妹につける名前として、ばっちりです。そう思いませんか。
時々、同じ親が名付けたとは思えない名前のきょうだいが居ます。なんていうんですかね、センスもですが、名に託す意思の量が違う。私の夫は数人の男ばかりの兄弟なのですが、三番目だけ、とても違和感がある。三番目に名付ける時に、神のお告げでもありましたか、と訊きたい感じです。訊いたことはないんですが。
それから
私の父と、叔父は、すごく凝った名前なのですが（漢字も、読み方も）それを見てからその下の妹である叔母の名前を見ると、「女だからですか？」とおとなげないことを訊いてみたくなる力の入れなさ加減なのである。三人ともそういう濃度であれば「普通ぅーの名前の方が良い」というポリシーでつけたんだろうなと思うんですけどね…長男次男と末の娘の、あまりの熱量の違いが、あからさまでね…
時々ネットニュースなどで、あんまりな名前を自分で改名して、それを親が怒る、なんてのを見ると、思いのほか、自分の子供の人生について、ペット感覚とか面白半分で名付けている人が多いのだろうか。真剣にまじめにつけた名前がアレだったという人はどうしようもないが。
