GRJ日記

サイトの日記代わりです。やや古いマンガやや古いアニメやや古い特撮(略)大好き。

5部38話&39話観た

いよいよ最終回だ。

ボスの無間地獄は本当に怖い。自分があんな目に遭ったら確実に気が違う。今日もどこかでボスが死んでるんだろうか。

ミスタの人肉がどうとかいう話のほんの最初の部分だけちょっと挟まってまた戻ってたけど、あれは別にひとまとめで良かった気もするけど…

ブタって雑食じゃなかったっけ。まあでもレストランで出されるブタは管理されて穀物などしか食べてないだろうけどね

ブチャラティが市民から頼られてる感じ、そしてなんでもかんでも言うこときいてやる訳ではなく、自分は所詮ギャングだと自覚しているところがなかなか。一番最後に黒服ジョルノがおじさんたちに頼られてる絵があったけど、ブチャラティを思い出す姿でしたね。

ミスタがブチャラティに敬語なのが新鮮だった。

そしてまた、アバッキオフーゴナランチャは自分の感情でもってブチャラティを慕っているところを見せてきましたが、ミスタってその辺りはクールでドライで計算ずくで、もちろん好きでついてきているのはわかるんですがあまり「ブチャラティのためなら命懸け」な面を見せないできたので、たとえ自分はまだ死なないと踏んだ上だとしても、あんなふうに熱く必死でブチャラティを助けようとするのは、意外でもあり、納得でもありました。

私は5部はうろ覚えだったので、最後のエピソードは、ブチャラティがゾンビになってしばらく頑張ってた理由を明かしてた気がしていたのですがそういうわけではないんだね。安楽な死に方が出来なくなったけど、本来死んでいた筈の時より少し命が延びた、その黄金のような貴重な時間を懸命に利用したことで、倒せるとも思えなかった巨大な敵を倒すことができたのだ、という話だね。ゾンビになっても生きてたのは本当にジョルノに言ってたような感じのあたりなんでしょうかね。

花屋の娘さんはスタンド使いではないんだろうから、スコリッピの話だけで全部信じて投身自殺したわけか。それもすごい。本当に恋人同士だったの?ああいう自動発動な、しかも不吉なことだけ予言するスタンド使いでは、あまり近しい関係の相手は作らないじゃないかと思いますが。やっと出来た恋人が自分のスタンドで死を予言されるなんてあんまりだね。

そういや「日本語の凶って字」みたいなことを原作で言ってなかったっけ。

しかし今回の事件では、ものすごい数の死人が出ましたんで、あの人のスタンド次から次へといろんな彫り物の玉が出来たんじゃないでしょうか。ボスも自分の玉に触ったら安楽に死ねるのだろうか。レクイエムとどっちが勝つんだろう。玉に触るという真実にも到達できないのかな。

ところでなんでポルナレフは亀に留まっていられたの?しがみついたって言ってたけどそんなこと出来るんですか。だったらブチャラティも亀につかまればよかったのに。

でもあともう少しみたいなこと言ってたね。しばらくジョルノのこと、新生チームのことを見守ってから死ぬのかな。亀の中でもあの世でもいいからアヴ氏と再会してちょうだい。そうねー、あのいでたちの間に一回再会して、ある日「ポルナレフ、自分を見てみろ」言われてふと見ると体が元に戻ってて、3部の恰好になってて、脚も普通に立てて、「ああそうか、俺は…」うなずいて、手をとって、「これからはずっと一緒に居られるんだな?」「そうだ」「良かった」とか言って天国へのぼってゆく。見送ったジョルノが亀の死骸を抱き上げて、埋めてやる的な。まあ、亀の中でずーっと一緒にいて、時々ジョルノたちに助言してやって、「本当かよポルナレフ」「本当だぞ」「アヴドゥルさんがそう言ってるなら本当か」「なんだミスタ、その言いぐさは」「しかしあんた、初めて会った時より砕けたよな」なんてのもいいかもね。トリッシュとミスタの結婚式でスピーチするとかさ。

あっという間だったなあ。初回の時にジョルノの藤色の服を見て「チーママの和服みたいな色だな」と思ったのが昨日の事のよう。

アニメスタッフ頑張ってたよね。フーゴの過去とかやりすぎなアニオリもあったけど、「皆で頑張っていろいろ考えて、あくまで原作の補完に努めた」感があったし。暗殺者チームはアニメ化で随分膨らんで色を付けてもらったと思う。あと、言わなかったけどリゾットの過去を敢えてカットしたやつ。私はあれは良いと思ったんです。暗殺者チームはサスケのオープニングみたいな「まことパッショーネの栄光の影に数知れぬ暗殺者の姿があった。命をかけて組織を作った影の男達。だが人よ名を問うなかれ闇に生まれ闇に消えるそれが暗殺者の運命なのだ」みたいな感じで、個々人の素性とか背景とか過去とかを一切語らず、それぞれ戦いに赴いて敗れ去り消えていく。それはリーダーも変わらない方が、チームの一員でもあってチームの象徴でもある感じが出るじゃないですか。

声と動きが付いて、台無しになる場合もあるでしょうが、5部アニメはとても良い方向に向かったと思う。リゾットはその代表格。とてもかっこよかった。

やー、来週からはないのかと思うととても寂しいね。

お疲れ様でした、そしてありがとう。