GRJ日記

サイトの日記代わりです。やや古いマンガやや古いアニメやや古い特撮(略)大好き。

5部33話観た

どれだけしんどい目に遭ってきたのか。たったひとりで孤立無援で。陽気で明るくて冗談ばかり言って女の子にマメに声かけるような男があんな風貌と様子になって。しかし、ゆっくりやることの喩えとしてスカートをまくるようにっていう言い方はどうだろう。あんな緊迫した場面で、どういうつもりの言葉の選択であろうか。まあ、時を止める吸血鬼のもとから命からがら逃げ出して「コーラを飲むとゲップが出るくらい確実」ってとっさに主張する人もいたけど。

記憶の中の3部キャラや敵たちの姿にむせび泣く。花京院がすでにサングラスかけてたな。カメオを思い出すのってやっぱり、やっぱりそうなのかなあ。アヴさんもハンサムだったァーポル補正だろうか。「そんなことねーぜ!」あと、矢の調査を始めた頃の承太郎が既に痩せている。あなた、3部の旅の後そんなに経ってないんだからまだまだケンシロウみたいな承太郎だわよ。5部アニメの線で描かれる3部コスチュームのポルナレフは、妙にハンサムで、スマートで、洗練されてて、そしてなんだか頼りない。こちらの見る目の問題だけだろうか。3部の仲間たちを失い、ジョースターの2人ともはぐれてしまうと知っているがゆえの。どうだろう。戦い慣れてるくせに時々不器用で柄がでかくて、偉そうで自分勝手で熱い3部のポルナレフがいいな、やっぱり…

ディアボロのスタンドの対し方を知っていて、自分の指をビッとやるところがつらい。かっこいいけどつらい。時がとんだことを察知してチャリオッツをかますところがつらい。かっこいいけどつらい。

承太郎、もう既に矢の調査始めてたんでしょう?それなのに杜王町へも行ってたんですか?ヒトデの論文で博士号とりながら、殺人鬼と戦いながら?なんか、もちろん、4部だって命懸けだったけど、個人的に「ポルをひとりにして何やってんだよ」と言いたくなる。ポルと連絡とれなくなったなら必死で探しなさいよ、あの矢の調査してたんでしょ!敵に襲われたくらいわかるでしょ!DIOの息子がイタリアにいるんだ康一君とか言ってる場合かァーーー!

「ほら、後付けってやつですよ」「俺も後からびっくりしたんだぜ…」「わかっている。気にするな」

もう全編「ポルナレフにこれ以上やらかしたら許さんぞボス」の気持ちでしたが、もちろんブチャラティの、トリッシュへの言葉は本当に、優しくて、悲しくなる。もう自分は先がないとわかっていてトリッシュのこれからを案じてあげる優しさよ。あの辺りの良さは、ジョジョ全編でもちょっとない気がする。

とっさに女言葉で喋るドッピオにちょっと笑った。ドッピオともお別れか。ボスにキレるところ気持ちすごくよくわかった。「なんで今!」

ブチャラティは魂の形を見ているのだ、っていうの、こじつけながらなんだかわかる気がした。そう、こじつけるならこういう納得のさせ方をするこじつけをして欲しい。チョコ先生の背骨でピョンピョン体操は却下。ジョルノの血清大作戦も却下。

あー、もう、魂だの精神と肉体が分離だのって、正直都合のいい逃げ道にしか思えません。死んだら終わりなんでしょ?あと、精神が肉体から離れるなんてことあり得ないんだよ!何を今更な怒りでした

亀に入ってさ、で、世界一巡するんだっけ?でも亀は長生きだからさ。宇宙より長生きなんだ(笑)一巡した後紅海のあたり泳いでるとさ、拾い上げてくれるエジプト人がいるんだよ。それでおうちに連れて帰って、古文書にある秘法かなんか使うとか、ピラミッドの秘密の部屋かなんかに入れるとさ、亀から分離してさ。そこで「やっと会えた」て泣くフランス人を、何も知らないエジプト人が不思議そうに「なんだか、お前のことを知っている気がする。もうずっとずっと前から」とか言って以下略