GRJ日記

サイトの日記代わりです。やや古いマンガやや古いアニメやや古い特撮(略)大好き。

上原…

本日2回目の日記です。

引退するんだ上原。寂しいな。

一般人の感覚を持っていて、理想論に凝り固まったりせず逆にカネ稼いでなんぼやみたいにもならず、淡々と飄々と、でもしっかり仕事をして、そういうところちょっと野茂ぽかった。「ええ、まあ」て表情でバンバン打者を打ち取っていく感じ。

1999年のペタジーニ敬遠策のところ、私観てたのよ。あの投手としての誇り高さよ。しびれたわ。どれだけの打者だろうと絶対に打ち取ってやる、その力と自信がある。だからこそ、このユニフォームを着てマウンドを任されているのだ。それなのに、チームは勝つためには自分の誇りなど必要のないものとした。その悔しさ。

あそこで悔し泣きするって、本当にカッコいいと思う。誰それより良い成績を上げたとか年俸で誰それを超えたとかじゃないんだよね。それこそ、バオーの「誰に誓った?自分に誓った!」を思い浮かべる。あの場面で悔しくて泣くって、自分には出来ないですよ。そんな力も自信もないからね。自分の力を威張ったり虚勢を張って主張するんじゃなくて、侮られた悔し泣きで表す、っていうのがホントかっこいい。その試合の夜、『プロ野球ニュース』で関根順三さんが「すばらしい投手だ」って褒めてたのも覚えている。その時何歳だったのか?とか訊かないように。

そうそう、クウガのキノコ大増殖の話を書いていて、出てくるゲストをみんな巨人の選手の名前にしたっけな。あの頃ですね。

別に巨人のファンではないんだよ。すぐ金で横っ面叩いて誰でもかれでもかき集めてくるやり方は好かん。でも上原は好きだった。あとヤクルトの古田。

エリートではなくて、苦労した人が好きなの。普通そうか。