スマホの放置ゲーですがパソコンでも出来ますとのことでやってみました。
基本ただクリックしかやることがない。パラメーターを考えて割り振ったり、イベントの順番を考えたり、剣と盾どっちを買おうと悩むといったことはほぼありません。
ずーっと戦っていて貯まったお金や経験値で名声や地位や装備のレベルを上げていくだけで、これは前にやったな、なんだっけ、と思ったのですが勇者の塔とか、あとなんだっけ、星を育てるゲームと一緒ですね。そりゃそうか同じ放置ゲーですからね。
ゲームというものが、ほぼ自宅以外の場所で、片手で、数分だけやるものになり、その形に即したふうに進化してゆくのだなあとしみじみしました。食事が終わった後「さて…」と言いながらおもむろにゲーム機を箱から出し、線をつないでカセットなり円盤なりをセットし電源を入れた夜が今では遠い日の思い出です。
そう、ゲーム機はビニール袋に入れてから箱に入れていた。ソフトもカセットタイプはビニール袋に入れて箱へ、CDはさすがにビニール袋には入れませんがいちいちきちっとケースにしまっていました。形兆の兄貴にも「よし」と言ってもらえると思うよ。何年たっても新品の輝きでした。汚れも全くなかった。
私はだらしのない、整理整頓の出来ない方の人間で、職場の引き出しはまあごちゃごちゃ。机の引っ越しをするとか言われたら困ってしまう。家の中もどこにしまったか思い出せず困ることは日常的です。
でも、ゲーム関係だけはきちんとしていた。終わった後出しっぱなしで寝てしまったことは多分、一度もなかった。だからそれがなんだといわれるとですね、
私に危機が迫った時、夏の間扉の前でひっくり返っていたのを助けてやったカブトムシやクワガタ、ベランダで米をやっているスズメたち、それからゲーム機が助けにきてくれるんじゃないか、と思うくらいですが。
あと思ったのですが、
ボルゾイという犬。いますね。
アバッキオはこの犬に似てるなと思った。