13.5話は総集編だったのかな？観てないんですが。誰かのブログを観るとそうみたいだ。
もし無かったら何故今回は入れたのかな、と思いましたが、他の部に比べて出てくる人数や相関図が複雑であるかも知れない。敵の敵は味方の筈だが生憎とひたすら敵だし。でも敵１も敵２も自分たちも全部同じ団体に所属しているという。殺伐としているわねえ。そりゃそうか、ギャングですからね。
トリッシュの外見について、誰一人「ヒュー！マブいぜ」とか「イカス～ゥ」とか「スタイルも顔もグンバツだぜ」とか「ハクいぜ」とか言わないんだなと思いました。もちろんこんな昭和時代みたいな表現でないにしろ、きれいだ、美人だ、的なことを。あれ、言ったことあったっけ。ないよね。ナランチャあたり「わあ、きれいなコだな、性格は最悪だけど」的なことを言いそうな気もするのだが。言わないところが良い、とは思いましたが、何も言わないどころか何も思わないてのも不思議な感じがした。
エリナさんもリサリサ先生もそれなりに「美しい」「美人」の方向で賛美されていた。ホリィさんはどちらかというと笑顔の温かさとか性格の方を誉められていた（約一名ステキカットの男に熱烈に）でも「天然で可愛らしい、歳より若く見えるおばさま」として描かれていた。スージーＱは何も言われていないか。でもあのシャツを選ぶシーンはホリィさんと共通のものを感じますね。ジョリーンは？すまんが６部以降はほぼ記憶がないのですが、ジョリーンて容姿について賛美されたことあったのかな。アナスイは「きれいだ」とか言ったの？
いやジョジョでは見るからにブサイクな女というのは出てこないか？適当なキャラ、えーと、ＶＳフンガミの時に康一君に邪険にした受付嬢だかなんだか、あとＶＳマライアの時の便所で並んでた連中（ありゃひどい顔だったね）なんかはアレですが。一応名前のあるような女キャラは大概十人並み以上にはなってるんですかね。
アラキ先生はもちろん絵の上手な人ですが（なんちゅう言い方だ）やっぱり男の顔の描き分けっぷりと比べると、女の顔の描き分けはやや狭いかも知れない。主要キャラをあんまりブサイクに出来ない遠慮があるのだろうし。便所で並んでたキャラ３人がメンバーのチームってイヤだもんね。「行くぞ！」バァーン
アラキ先生の描いてきた女性キャラでは、私はやっぱりゴージャス☆アイリンが好きだ。上品な喋り口調で容赦ないってイカスし、顔に何か模様がつくと感情が引きずられてしまうあたりの脆さ、頭がとろくてでも可愛くて放っておけない感じ。それと対照的な戦いの場面での容姿。アイリンと誰か、で時々話を考えるですよ。それぞれ、いつも見せない様子を見せてくれそうな気がする。老ジョセフとアイリンなんて、なかなか良い。戦いのシーンとかかっこいいと思う。花京院とアイリンだと、花京院が男らしいだろうなと思う。
関係ないんですが、ＶＳフンガミの時仗助がバイクでえーと何キロ以下にならないように走ってて、乳母車と激突しそうになるシーンありますね。あの時お母さんが悲鳴を上げながら赤ん坊を庇おうとする。それから、「うしおととら」で、サトリの妖怪と戦う話の時、サトリはあえてうしおに殺されるためにわざとよぼよぼした病人のじいさんを襲う。その時、介助していた看護婦さんがキャーッという顔をしながらじいさんをとっさに庇うのです。
どちらもコマにして一つか二つくらいの小さい場面ですが、やっぱりそういうふうに描いてくれてありがとうアラキ先生ありがとうフヂタ先生と思いました。
