GRJ日記

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シークもの

やふーなどの漫画本レンタルサイトを見ていると、ありますねハーレクインコーナー。

判でおしたように、男は高慢で高学歴で氷のような心の持ち主でハンサムで大金持ち。したくもない結婚をしなければならない女の方は、仕事が出来て、なりふり構わず一心になにかのために突き進む情熱家で、病気の身内がいる等の事情を抱えていて貧乏。「あなたには人の心がないんだわ」「好きにするといいわ。でも私の心はあなたのものにはならないわ」な相手に「こんな女は初めてだ。誰しもが何とか財閥の、あるいは何とか王家の代表とか跡取りとかの結婚相手になれると知ったら大喜びするのに」と驚く男。ただで読めるのはこのあたりまでです。

でなければ、誤解があって、男が深く女を憎んでいるというパターンもあるが。

『最後は必ずハッピーエンド』といううたい文句が書いてあって、ちょっとバカっぽくて笑っちゃったけど、いいよねハッピーエンド。私も大好きハッピーエンド。物語の中でくらい全員幸せになるがよい。

そしてだ。

その大金持ちのハンサムの権力者の男、の1パターンとして、砂漠のシーク、というのがあるんです。あの恰好をして黒い瞳で見つめられるとクラクラきちゃうのである。

あの恰好には独特の良さがある、と私は常日頃思っていましたが私だけではないということが証明され、嬉しい限りです。別に、あの恰好の背後に油田が見えるとか、金ののべぼうが見えるとか、そういった関係で素敵に見えるわけではないと思う。世界にはさまざまな民族衣装があり、現地の人が「ごく、当たり前のように」身に付けているその姿はどれも良いものですが、あれは殊にかっこいいね。

うーむこれは、黒い瞳に褐色の肌でちょっと冷酷に微笑むシークと、銀髪を柱のようにおっ立てた口の汚い貧乏男とのだね、情熱的な一夜をだね。「お前のような奴は初めてだ」「ちくしょうなんだこれわあ!」←何をされているのか

なかなかいいんじゃない?そう?私はジョジョの方がす(略)わた(略)

幸せは金では買えない、という話をしていると、必ず笑いながら「金で買えない幸せもあるが、大概の幸せは金で買える」という展開になる。全くです。

でも私の幸せは友情をはみだした男同士のあれやこれやを妄想して打鍵することなので、お金の関与するところがない。かかるお金は電気代くらいだ。それがちょっと誇らしい気もするし、貧乏くさい気もする。でもどんな金持ちのお屋敷のパーティだとか避暑地で豪遊だとかいっても(この表現自体が貧乏くさいし)打鍵の喜びには勝てません。このキッパリ加減は、ハーレクインものの男に「こんな女は初めてだ」と言ってもらえること間違いなし。ただ本当にイヤそうな顔で言うんだろうけど。

「お金持ちのぶさいくと、貧乏なハンサム、性格はどちらも良い。どっちをとるか」と言ってる人に、誰かが「金持ちと結婚して整形すればいい、そして生まれた子供は父親似」というオチまでつけていました。

そうねえ、どちらがいいかしら。「その人がなぜ金持ちなのか(親の金か、自分で作った会社が上場してるのか)その人がなぜ貧乏なのか(親の借金か。自分で作ったギャンブルのためか)」によりますかねえ。