GRJ日記

サイトの日記代わりです。やや古いマンガやや古いアニメやや古い特撮(略)大好き。

5部12話観た

車で走ってて助手席の人に「今のところ右でした」と言われたらあなたはどういう反応をするか。

人によってはすごく腹を立てるだろう。私の知人でも居た。普段は明るくて寛容な人なのに、運転してて誰かが「あっ隣りの車線に移って」みたいなことを言うとブチキレて「早く言えよ!!」みたいになる。同乗者は皆引いている。

その人がそうなるのは運転の時だけでした。車の運転をしているという状況がその人を独特の心理状態にするのだろうなと思いました。単に、運転が得意でないためプレッシャーを強く感じていて必要以上に攻撃になる、ということではなく。

あの奇妙なオリジナルは、フーゴが「冷静で頭が良いが何かのきっかけでキレると見境なく攻撃する人だ」ってことを言いたいのでしょうか。ここにきて急にフーゴが危ない、というよりはた迷惑なキャラになっている。優しく丁寧に算数を教えていたのに相手のバカさ加減にカッとなってフォークぶっ刺す、のはなるほどと思うんですけどね。難しいですね。

フーゴがそういうやつだとわかっていてシートを後ろから蹴るアバッキオ先輩はありそうだなと思いました。ジョルノについての予感もある意味当たってるしな。

そして…

フーゴの過去を勝手に「アッー!」なことにしてましたが、あれはどうですかねえ。性的被害者であるってプロフィールを、アニメで勝手に背負わせるのはなあ。手を出されてその場でキレたのならともかく、以前一度そういうことになっちゃってたみたいだってのが重い。初回はどうしていう事を聞いたのだろうフーゴ。それによるなあ。2度目の時にキレたのが、性的被害よりも、テストの答えを教えてあげるという取引を持ち出したことに対してなのかなと思ったんですが、どうなんだろう。「あんたを尊敬していたんだ」という絶叫がひとつヒントかしらと思いましたけどね。しかし4㎏の本を楽々と振り回すとはすごい。

ブチャラティはあちこちで昼飯を食いながらスカウトして回ってるんでしょうか。フーゴの事を熱烈に「ギャングになりませんか」って勧誘してるのも違和感があった。「自分の家に居場所がない」て点なら、ナランチャも同じじゃないですかね。誘うにしてももうちょっと言葉と態度を考えて欲しかった。まあ、フーゴの「自分はカッとなると何するかわからない。普通の社会で、常識と平凡の仮面をかぶって暮らし続けるのは無理だ。周りはみんなバカに見えるし」と思う絶望に、ブチャラティが助けの手を差し伸べたっていう図式はわかりました。チームメンバー皆そうですけどね。そうかフーゴもあの矢でスタンド使いになったんか。なんとなくフーゴは生来のスタンド使いのような気が。いや、実際に幼少期からスタンドを使って人を殺してきた、というのではないけど。表向きの「上流家庭」「天才」な環境の中がんじがらめの少年が、隠している本性を闇夜にふいに解き放ちそうになって、慌てて必死で引き戻す、のような姿が目に浮かびました。

フーゴはこの後脱落するけど、そこら辺もいじるんだろうか。

暗殺チーム総出演には単純に無責任に面白がったけど、今回はちょっと、飲み込んだものが変なところに入っちゃったような居心地の悪さを感じました。

イルーゾォかっこよかったね。おさげは自分でやってるのかしら。鏡の中の世界っていうとよく花京院が引きあいに出されますけど、この人は鏡面を使って亜空間を作り出す、みたいな力なんでしょう。

アバッキオ先輩がまあジョルノに詰め寄る詰め寄る。顔近すぎ。先輩、口くさかったら最悪だね。「おれのいう事をきけッ」「その前に歯医者行って下さい」「クキクゥ~」

パープルヘイズはすごく強そうだった。暴力と破壊。なんだっけあのアバッキオ先輩の表現。あれがかっこよかった。「いい表現ですね」「うるせえぞこのクソバカ新人が」「はいどうも(棒)」「ぶっ殺す」

次回で終わるか?でもアバッキオの過去はすでにやってるし、終わるかな?

兄貴とペッシはよ(この言い方してみたかったの)