GRJ日記

サイトの日記代わりです。やや古いマンガやや古いアニメやや古い特撮(略)大好き。

5部11話観た

ホルマジオに踏まれながら「俺が命惜しさに仲間を売るようなことをするものか」発言からの、友情を裏切られて全てを失った過去にリンクですね。本当に家庭的には必ず不幸がつきまとうよね。でなきゃギャングなんかならないか。ミスタは明るくていいわね。

ナランチャの場合はお母さんを病気で失ったのは残念だったが、お父さんとの関係がしっかりしていればあんなことにはならなかったね。家庭の幸せが薄い寂しさから上っ面の友情に騙されたわけだし。お父さんがなぜあんなに冷たいのかが今一つわからないんですが。単に妻も子も愛していなかった、で終わりですか?怯えてうずくまっている姿がジョルノとかぶりますね。

「食わせてやりたいんですが構いませんねッ」の絶叫を見ると、フーゴの心の底の熱さとか、「こいつを憐れんでやってるんじゃない、自分がそうしようと決意したからだ」って胸を張ってる感じがいいなと思う。おいしそうなスパゲティでしたね。

ブチャラティといいジョルノが助けたギャングといい、素人さんを引き込むことはすまい、とする遺志はわかりますね。でもあえて足を踏み込む少年たち。ナランチャスタンド使いのギャング見習いになってやってきた時のブチャラティの気持ちを思うと胸が痛むわ。しかし、ナランチャは、ポルポが想定していた新入りそのものの姿だな。

そういえばポルポはジョルノの入団テストの後、「地味に24時間火を守ったのか再点火してスタンド使いになったのか知らないが」みたいなこと言ってましたが、そこはちゃんと確認しないとダメではないでしょうか。スタンド使いになったのなら一体どんなスタンドなのか。それによって組織が脅かされるようなスタンドだったら大変ではないか。そうでなくても組織下にいるスタンド使いがどんな能力なのか把握しておかない筈がないと思うのですが。

ナランチャVSホルマジオ戦はなんか、途中までの、「どうやって探知しているのかを探り出す」「大勢の中に紛れちゃったのを見つけ出す」の優位に立ったり立たれたりはすごく手に汗握ってどっちも応援、な感じなんですが…

一見もう敗北確定な方が急に関係ないように聞こえる内容を静かに喋り出し、勝利してた方がぎょっとして黙って、次にハッとする、一発逆転、てパターンはよくあると思いますが(一番が吉良の入った川尻さんに向かって喋る早人少年の場面ね「僕はただ電話しただけなんだ」なに?)

今回の、「ちゃっかりガソリンタンク撃ってたんです」「もっとでっかくしてやるぜぇ~」はなんか、「あ、そう、ふーん」て感じで、意外さとか、盲点とか、忘れてた伏線を活かして、というんでないので拍子抜けなのです。あれと一緒。4部の鉄塔。「攻撃を治せば戻っていく」って、納得いかないし逆に何を今更だし、と思ったっけ。

最後のホルマジオの、死にゆく敗者から生き残った敵に対する捨て台詞はかっこよかった。仲間たちがきっとてめえらをぶっ殺すぜと思っていたんだね。脳裏にはチームメイトの顔が浮かんでいたことでしょう。

ホルマジオの腐った相手は誰なのかしら。えー、ああ、イルーゾォ?他はいないのかな?ホルマジオってチーズの意味なんだね。まるっきりドラゴンボールの敵と一緒だね。イタリア料理特戦隊か。そういや護衛チームの名前ってなにから付けたんだろう。

その後ナランチャを庇ってくれるジョルノ、小姑みたいに嫌味を言うフーゴ「あらあらおつむの良いこと、参謀にでもなったおつもり?」姑みたいにいびるアバッキオ「ボスから連絡があるなんてなぜあんたにわかるのよ」2人共和服着てそうだった。新参者の嫁は大変よね。頑張って!いずれあなたの時代が来るわよ!

でも顎をくいってやるアバッキオの仕草がみょ~だった。身長差がグーだね。アバジョルとかジョルアバってあるのかしら。今調べてみたらちょっとだけどちゃんとあったわよ、おふたりさん!「そうですか」「棒読みになってんじゃねえぞ」

ついでに探してみたらプロブチャもあった。ブチャプロも。「覚悟はいいか。俺は出来てる」なんでもあるなあ。思い立ったらカップリングだね。

次は鏡の戦いですね。フーゴがずっと残ってたらどうだったのかな。味方もやられちゃうからだめかな。でもジョルノが血清作ったから…ってでもね、でも、血清って、そう簡単に作れるものなの?写真に写ってるハエを精密に書き写すっていうのと全然違うだろう。血清って。どうやって作るの?ぴきーんてなってドバッてやって?長嶋さんか、ジョルノ

無機物から生命を生み出す、もともと生命の有る者は感覚が暴走する、頑張って部品を作るまでは100歩譲って納得しても、いや本当は部品作るのも納得いかないんですけどね。もともとの能力とかけ離れすぎだろう。その上血清って(しつこい)。出来るって言い切ればなんでも出来そうなジョルノジョバーナであった。ていうかジョルノが作れるんなら誰だって作れるんじゃないか?

あと康一君のACT3の能力が突然重力をつかさどるってのも納得いかん。なんで音、音と来て重力。だれかが理屈をこねてたけど全く納得いかん。

5部は、味方側にはひとりひとりバックグラウンドの話があって、そいつが戦う前に「ちょっとお時間いただいて、何故この子がパッショーネに入ることになったのか説明いたします」みたいなのが挟まります。もちろん、まだ子供みたいなのが何故ギャングなのかの説明は必要かなとは思いますが

私が愛する3部はそういうのほとんどない。ポルナレフはストーリー展開や敵と絡む過去なのでちょい出ししたけど、あとはほぼ無し。花京院は最後にちょっとだけだしアヴさんなんか謎のかたまりのままだ。3部の連中は寡黙で、自分の過去は明かさずただ黙々と物語を進めていくだけなのである。でもそれはそれで、変な表現ですが、男らしくていいなと思う。