朝起きてびっくり。
ようやく台風が片付いたと思ったら…
一体何なのだ。いや真面目に、７年前の地震以来なんだか「なん十年、百年に一回の規模の」が多い。台風だの大雪だの大雨だの大風だの。もう大分忘れてますが、数年前にものすごい、えー、何かがあって、鉄橋が途中からぐんにゃりと谷底へ垂れ下がっていた光景がテレビに映っていた。その時も前回は昭和何年の時以来とか言っていました。
正直、７年前の地震の時ダイエーに３時間並びながら「これでもうここら辺は当分大丈夫だよね」などと言い合っていましたが、そんなことは決して決まってはいない。地震が来なくたって何が来るかわかりません。本当にいつなんどき何が起こってもいいようにしておいて、そしてやや大袈裟に早めに逃げないといかん。ご近所の誰ひとり逃げなくても逃げないと。
命にかかわる緊急時なのに、妙に楽観的に「自分だけは大丈夫だろう」と都合よく思い込むことを「正常性バイアス」というのだそうですが、落ち着いているのと混同してはいけないね。でも私も一度、カラオケに行ってアニソンだかなんだか熱唱していた時に非常ベルがなったんですよ。その時、「火事かも。逃げなきゃ」とはこれっぱかりも思わなかったね。「どこかの部屋で間違って鳴らしたんだろう」と、何ひとつ情報もないのに頭から思い込みました。慌てて逃げたら恥ずかしいくらい思っていた。あれこそがその「正常性バイアス」てやつだなと今では思います。恐ろしいね。いいんだよ慌てん坊の怖がりくらいで。
しかし蒸しますな。もう湿度の高いこと高いこと。海の中に居るようです。「おニイちゃーん」
