GRJ日記

サイトの日記代わりです。やや古いマンガやや古いアニメやや古い特撮(略)大好き。

こんな死に方はイヤだ

なんかホントにいやなタイトルですが

時々考えるね。あなたも考えるでしょう。誰だって考える。俺だってそーする。

私の考えるイヤなポイント上位なのは「完全に死ぬまでに時間がかかる」だと思う。真っ二つやぺっちゃんこもいやだが一瞬で終わるのなら、イヤ度はそれよりは低め。

そのポイント上位バリバリな死に方が、刑事コロンボの中にあったのですよ。犯人は年取った老婦人。被害者は若い男。巨大金庫の中に騙して閉じ込めて鍵をかけてしまう。次に開けた時には中で窒息死している。

閉じ込められた当初は痛くもかゆくもないのに、これから自分は死ぬとはっきりしているのよ。こんな絶望があるだろうか。なんとか助かる方法はないかと手を尽くしてみても何ともならない。次第次第に息が苦しくなっていく。怖い。怖いー

確か、閉じ込められた男は、ダイイングメッセージを残すんですよ。ただ残しただけでは自分を殺した老婦人がもみ消してしまうから、ちょっと見ただけではわからない方法で残すのだ。照明の電球か何かじゃなかったか。忘れた。彼が願った通り、ちゃんとコロンボが見つけてくれるのよ。

でも、その「あの老婦人じゃなくて、他の誰かがこれを見つけてくれ」とメッセージを残している間の、彼の心中を思うと恐ろしくて痛ましくてなんともいえない。もちろん、殺される事情のある悪いやつではあったんですが、それにしたってこんな殺され方しなくてもいいじゃないかと思った。

私は閉所恐怖症ではないし、狭い所に入るとむしろ落ち着く感じがしますが、そういう「閉じ込められて窒息」の恐怖を思うと、目を覚ましたら棺桶の中だった、上のふたを押してみるがびくともしない、とか、狭い通路を必死で這っているのだがだんだん更に狭くなってきた上に後ろを塞がれた、とかを想像すると、狭いとこはちょっと嫌かもと思うようになってきました。

いろいろ考えて、有名な処刑道具に牛の鋳造物の中に入れられて炙り殺されるのがありますが、あれが一番かな…

そういう話とは別に

人間だれしも必ず死ぬものですが、死ぬのはそれこそ死ぬほどのことである。どうせなら楽に、眠ってる間に、ぽっくりと死にたい。そのためには若い頃から体を鍛え心を鍛え、大自然のふところに抱かれる釣りキチ三平のような生活をしていなければならない。スマホやパソコンに囲まれ電波を浴びまくり、目や神経を酷使しながらさっぱり運動しないで偏った食生活を送ったら、まあ、その反対であろう。

今からでもスマホやパソコンと離れるべきだろうか。そんなのいやよ。男の友情をはみだした話をまだまだ書きたいもの。根っから腐ってやがる。