GRJ日記

サイトの日記代わりです。やや古いマンガやや古いアニメやや古い特撮(略)大好き。

絵に…

本日2回目の日記ですね。

うたまるさんの話を昨夜遅く打ったら今日の日付になっちゃったの。

ちょっとエロスな話です。

私は昔から、「絵の中に入ってしまい、絵に囚われる」というシチュエイションが大好きでございます。鏡や本やドールハウスなども良いですが一番はやっぱり絵かな。好きになったジャンルで一回必ず話書いてもいいな!と思うくらい好きです。

で、昔、十三比呂さんというエロいマンガを描く方がいて、えー、同人作家なのかプロなのか?今はそういう方沢山いますね。自分で本を出しているうちにいつの間にか商業誌にも描いていたり、「お仕事メールはこちらまでお願いします」とか。昔サイトでキャッキャやらせていただいた方でもそういうふうになった方が数名いらっしゃる。

全体の感じとしてはロリッ子(胸はあったりなかったり)が、おっさんどもにいろいろされてしまってイヤなのになんでこんなに感じちゃうのぉ、という雰囲気です。絵はきれいで可愛い。

その人の作品に「Schiele」というのがありました。あなたもご存知でしょうが同人誌の常として、サンプルがちょっとだけ読めるようになっている。この人個人のサイトだったか、めろんぶっくすだったか、とらのあなだったか忘れましたが、そこで数ページ読んだ。

主人公の女の子は昔、まだ幼女だった頃、親に連れられて絵画展に行き、そこで絵に潜む何かに犯される。あれは何だったのだろうかと思いながら成長したある日、またあの絵の絵画展があることを知る。というような話です。私の「絵に囚われる」嗜好にバッチリ沿った内容で非常にそそられました。全部読みたい、と思いましたがさすがにエロ同人誌を購入する度胸はなく、サンプルだけを舐めるように読んでムラムラしていました。しかし、ご本人のサイトで全部読める時期があった。昔の同人誌をウェブ再録みたいなんだったか。まあ、成長した後絵画展に行って、彼女が成長したように絵も成長していて、数ページメインのエロで、というような。もちろん、エロページは十二分にエッチでえがったーでしたが、やっぱり、妄想に勝るエロはないですね。何でもそうなんだから別に原作者さんのせいではない。気にしないで下さい。

タイトルのSchieleというのはエゴン・シーレのことかしら。一度全部読んだ時にその辺り出てきたっけ(笑)ごめんなさいね、エロの展開にばかり気が行ってそこらへん読み飛ばしたかも。シーレは「死と乙女」が有名ですよね。「怖い絵」にも入ってた気がする。死と、頽廃と、性的で不吉なイメージのある絵で、「少女が絵に犯される」って物語を、タイトルがもう一声補完する感じでしょうか。違ったらすみません。

関係ないけどシーレってクリムトの弟子なんだって。2人共女を泣かせたらしいねー。ピカソといい、ある種の芸術家は、女を、芸術を生み出すための存在としか捉えてないというの、ありますね。インスピレーションを生み出すのに使い、使い果たしたらポイして他の女へ。それですごい作品を生み出せたらそれでいいのかも知れませんが、関係者にはなりたくありませんな。

その話は昔の同人誌ですが、描かれた方は今現在はさっきの話みたいに商業誌で活動していて、ばーっと見てみましたが今は完全にシコシコ要員の女がいかにしていぢめられるかのプロセス(満員電車で最後までとか、田舎に行ったらそこの現地人皆にとか)ばかりに終始しているようで、あの過去の日に私を魅了したものはなくなっていました。残念だけどそういうものだよね。好き勝手に、溢れ出る自分独自のエロスを作品に出来るのは同人誌だからである。…そうだろうか。その路線でずっと行き続けてプロになるわけにはいかないものだろうか。

必ず、「抜きどころはここ」みたいなわかりやすいそっちの方に行かないといけないものだろうか。わかりませんが