GRJ日記

サイトの日記代わりです。やや古いマンガやや古いアニメやや古い特撮(略)大好き。

しょうてんのひとびと

笑うに点と書くあれです。日曜の夕方の。色とりどりの着物きた落語家が出ている。やまだたかおが座布団持ってくるやつ。

私は落語のことはほぼ知らない。志ん生が好きだとか言ったらかっこいいだろうな!と思うけど、聞いたことない。寿限無寿限無ごこうのすりきれぽんぽコナーのなんとかの内容を知ってる程度。しょうてんを子供の頃から観てきましたというくらい。こういう、日本人だけど落語に関しては素人という人間にとっての、唯一の接点があの番組なんじゃなかろうか。

で、

先日うたまるさんが亡くなりましたね。私は先代のえんらくさんが司会であった頃のしょうてんに馴染んでいた。年を推定しないように。

で、楽太郎とうたまるさんが毒を吐き合っていて、それはうたまるさんが司会になってからも変わらず。ほとんど様式美。

えんらくさんが引退してうたまるさんが司会になった。らくたろうはえんらくさんの弟子です。そしてらくたろうがえんらくという名を継いだ。その、師匠と弟子の関係、名を継承する関係って独特の色っぽさがあるよね。ない?

「先代のえんらくに比べたら、お前さんなんざ嘴の黄色いひよっこだ。腹は真っ黒だけどね」みたいな憎まれ口もまたなんか、いいなあと思ったものだった。

うたまるさんを失った悲しみは皆持ってるだろうけど、らくたろうの、いやえんらくの気持ちはまた独特だろうなと思いました。

とか言ってたらにチャンネルのまとめだかなんだかで、えんらく→→→うたまるでやってる方がいて、笑いながら読んでしみじみしました。

そしてだ。

落語家に必要なのは第一に落語への愛情、第二になにか、第三になにかだと思う訳です。

あの大喜利ってがのありますよね。お題を出されて咄嗟にうまい答えを考え出す。

まっちゃんが影のドンみたいなあれ。IPPON。あれの元祖でしょう。

思ったのですが、「この人はうまいなあ」と万人が認めるような落語家は、必ずそういう反射神経的な才能も持ってるものだろうか。要するに大喜利が上手だろうか。

すっごい落語家なんだけど大喜利ではとんだポンコツ、ということはないんだろうか。

あってもなくてもいいんだけど、そういう人もいるのかなあ、と思ったのでした。