GRJ日記

サイトの日記代わりです。やや古いマンガやや古いアニメやや古い特撮(略)大好き。

ダム見学

半日空いたのでダムを見に行きました。

面白いね、ダム。水を貯めておいて下の村が大雨で洪水にならないよう防ぎ、水不足の時に使い、流れ落ちる水の質量で発電する。一石なんとか鳥です。

日本は国土が狭く、高低差が大きいので水力発電には向いているのだろう。雨が降ったら山の方で蓄えておけばその後何にでも便利。いいですね。良いシステムだ。

ダムのお姉さんがダムの歴史をいろいろ教えてくれました。ダムの底に沈んだ村もあるそうだ。渇水の時にはうっすらとあぜ道が見えるとか言っていた。

そしてダムのシステムについて、手作りの工作物がいろいろ置いてあって、発泡スチロールで出来たダムに水を流してみる模型とか、ダム湖で泳いでる魚を釣ってみよう!で魚の模型に磁石がついていて、釣りざおにも磁石がついていて、それで魚釣り体験とか、なんかすごく「わざわざ手作りしたんだなあ、それも何年も、あるいは十何年、もしかして何十年も前に」なものがいろいろあって、ちびっこは皆パソコンの方ばかり見ているし、わたしゃ代表としてそれらの手作り工作を全部体験してきましたよ。魚釣れたわー。

素人が勝手なことを言うものではありませんが、科学はやはり、「高い位置に水を貯めて、それを落とす力で電気を起こし、夜明るく冬暖かい暮らしをもたらす」くらいのところでとどめておくべきじゃないだろうか。原子力だなんだと研究するのはいいと思う。知識欲とは、人間が持っているもののなかで何番目かにすばらしいものです。でも、それを必ずしも実生活に利用しようとしなくてもいいんではないか。頭の中で「原子と原子をぶつけると莫大なエネルギーが取り出せるわけか」と思い、その次に「でも人間の手には余るな」でいいのよ別に。

私は本当に最近になって車の楽しさを知ったので、車って便利だなあ、と今つくづく思っているところなのです。どこにでも行ける。雨がふっても濡れない。中で休める。ああなんて便利なんだろうか。地図の案内までしてくれて、あんな遠くのダムにまで連れて行ってくれる。帰り道でそばも食える。パンケーキも食える。本当にありがたい。

それまで知らない場所をナビに入れると、「おっ、初めての場所ですか!よござんす、お教えしましょう」ってナビが張り切ってる気がして、ちょっと微笑む。