GRJ日記

サイトの日記代わりです。やや古いマンガやや古いアニメやや古い特撮(略)大好き。

アンネさん

アンネ・フランク嬢の日記は世界的に有名ですが、このたびエッチなことを描いていたページが見つかったとかいうニュースを観ました。

あのさ。日記だよ?普通、自分以外誰にも読ませないものだよ?何を書こうと勝手だし、そしてね、たとえ「あの有名な」アンネ嬢の日記についての新発見だとしてもだ。必ず公開しなきゃならないものか?いや、そもそも。あの時代ユダヤ人だというだけで捕まえられるのを避けるため隠れ住み、迫害のさなか懸命に毎日を生きていた少女の心情が窺い知れる貴重な資料ではあろうが。

アンネさんが「もし平和な時代になって私の日記を出版したいという人がいたら喜んで提供します」って書いていたんならともかく。貴重な資料だから!って、人の日記をおいそれと皆で読むってのはどうなんだ。確か父親がオッケーを出したとか聞いたが、そりゃ勝手な判断というものだ。貴重な資料が非公開のままだろうと、一少女のプライバシーを守る方が大事だと思うわ。考えてみてよ。中学の頃好き勝手書いていた日記とか小説とかマンガとか、エッチなページとか、全世界の人間に読まれるなんて。むごすぎるよ。恥ずかしくて憤死するよ。歴史的に貴重だなんて知るかだよ。せめてエッチなページのことは発見者以外知らなくていいだろう。少しは気を使え。

アンネさんも結構オリジナルの小説とか書いていたみたいだから、今の世の中なら某所にアップしたり、つぶやいたりしたことだろうな。ハンドルネームはキティね。コメント書き込んであげるよ。でもドイツ語わからん。英語で良かったら中学英語みたいなので「I like your novel」とか書いてアンネさんが「Thanx♡」とか返事くれてその日の日記に「私の作品が好きって書いてくれたわ!嬉しくて今夜は眠れないわ。すごく嬉しい」とか書くのよ。そんな時代に生まれていればよかったな、アンネさんも。