GRJ日記

サイトの日記代わりです。やや古いマンガやや古いアニメやや古い特撮(略)大好き。

ブ男

言わずと知れた呼称でございます。ちょっと顔がいいだけの不良少年が、駄々をこねて檻の中にこもってたら見知らぬ外人がおじいちゃんに連れられてやってきて、この俺様を檻から追い出す気で居るらしい。絶対僕チンはお前らの言う通りになんかならないからな!てなもんで…

でも、3部の最初と最後の承太郎を見ると、こいつも成長したなあとしみじみ思うね。ホントに、最初は何も知らない、それこそ力が強くて背が高くて皆に一目置かれているだけの不良だったのが、旅の中で力をつけ技を磨き仲間との絆を深め、ついには最強の敵を倒すまでになった。その最初と最後を見比べると感慨深いです。

初対面の人に対して(そりゃあ自分がこもってようとしてるのを無理に引きずりだそうとしている、という事情はあれど)ブ男と言うのが、いかにも青くさい若造って感じがするよね。最後の頃の承太郎が同じような状況になっても、多分そういう事は言わないだろうなと思う。

そう言われたアヴドゥルさんがキレるとか根に持って怒るとかいうネタマンガを時々読みますけど、実際はあの人は、自分の顔の造作の美醜等に関しては全くの無頓着だろうなと思う。いかにもハンサムな男にけなされても、ムッとすらしないだろう。甘やかされた苦労知らずの若造に何言われたってこたえないわよね。そこら辺が、承太郎より遥かに年上な感覚がある。はっきり大人。日本人が精神的に幼くて外人が大人という点を差し引いても。

やっぱりアヴドゥルさんは三十過ぎよ。その方が自然だわ。無理して若作りしなくてもいいのよ。ね。

勝手に宥めております。「わたしは別に」←当惑

アヴドゥルと承太郎の会話シーンももっともっと見たかったなあ。出会いの時の話もしたんだろうな。なんか涙がにじんでくる。