GRJ日記

サイトの日記代わりです。やや古いマンガやや古いアニメやや古い特撮(略)大好き。

75歳で

とあるアニメに感動して、1年くらいかけて絵を描いて、同人誌を出した方がいたそうな。

いい話だね!

そして非常に励まされたね。何かの作品が大好きで、それに対する愛を表現したものを発表するということは、かなりとってもすごく歳をとったから、という理由で止めなくても良いのでは、と思えた。うん、うん。

まあ、年取っていつ死ぬかわからないからその前にサイトを引き上げようとか、某所から作品を消そうとか思うものかも知れませんが

でも、いつなんどき死ぬかは誰にもわからないものだ。

同人ゲームで遊んでいる方もいると思う。私もあちこちでダウンロードして遊んでいますが

その同人ゲーム作家さんの中に、自分で命を絶った方がいる。

その方のゲームは今でもダウンロードできるサイトに置いてあったり、その方の絵が誰でも閲覧できる場所に置いてあったり、その方のサイトは今も公開されていたりしていて、その人の作品には今も、いつまでも、ネットのあちこちで触れることができる。

本人はもう居なくて、感想を送っても、もう決して返信はないのだけれども。

もう決して引き上げたり消されることもないし。

そのことがとても寂しく感じられ、だったら作品を消されてしまった方がましだったと思われたり、逆に、その人の作品だけでも誰かの心に残り続けることはいいことじゃないかと思われたり、日によって違うのですが、あなたはどう思われますか。

以前、ずーっと更新が途絶え、日記も書かれなくなって、そのまま数年が経ったサイトが、ある日消えてしまう、という終わり方は嫌だと。だったら最後に「サイトやめます。今までありがとう。さようなら」と文言を掲げ、それから消えた方がいいと思ったことがありました。その気持ちは今も変わっていませんが、そんなふうに消えられるとも限らないのだよな。

出来る間は精一杯、大好きなあの人やあの人の話を書こう。そうしよう。

時々、ネットの温かさや、寂しさに触れると、そう思うわけです。