GRJ日記

サイトの日記代わりです。やや古いマンガやや古いアニメやや古い特撮(略)大好き。

ムシ天国

どうしちゃったんだ。次から次へとクワガタのオスメス、カブトムシのメスらがやってきてひっくり返っているではないか。

ここ数年の寂しさがウソのように大挙して押し寄せる甲虫の数々。

何、私をぶら下げて空を飛んでくれようと言うのか。やってくれるなら嬉しいが途中で力尽きないでくれよ。

というわけで今夜もオリゴ糖ホテルは満室でございます。嬉しい。きっと前回お帰りになったカブ太郎はどこぞの御曹司か、スポークスマンで、オリゴ糖ホテルについていろいろ話してくれているのだろう。

「カブさまがお泊りになられたホテル、あたし行ってみたい」「あたしも」「あたしも」「あたしも」「僕も」

て感じではないでしょうか。

上からオリゴ糖かけてやると一瞬びっくりしてもがくんだけど、はたと気づいて「あれ…この…液体…あまい…おいしい」て感じで動きが止まって、で舌というかそれに属するものをぺろぺろと出し入れしてなめるのだ。あ~可愛い。すごい可愛い。

対象を可愛いと思うかどうかは目のあるなしだ。というのを聞いたことあるけど、それは違うと思う。少なくともクワ太郎やカブ太郎たちの目の存在は私にはようわからんし、表情なんてさらにわからんが、必死で慌ててもがいてたのが「あれ…甘い」って居ずまいを正してごそごそしてる動きだけで充分に可愛いと思う。

そして最終日に木にとまらせてやると本当に、一匹残らず「これが私のやること」とわかっているかのように一心に上へ上へとのぼっていく。あの動きを見上げている時の充足感は、ちょっと、他に例えるものが思い当たらない。

明日の朝もクワ子とかカブ美が来ていてくれるかな。おやすみなさい。