GRJ日記

サイトの日記代わりです。やや古いマンガやや古いアニメやや古い特撮(略)大好き。

ホウセキの樹

スマホのゲームです。

とある小さな惑星に、ホウセキの成る樹を植える。ホウセキは実ると自分自身からホウセキを生み出していく。小さい小さいヒトがホウセキを収穫して、それを元に地面の下に工場を作って、工場を大きくしていく。

というような、いわゆる放置ゲーです。

ホウセキは1000Aが1Bに換算されます。以下延々その繰り返しで大きくなっていく。今のところ私はコンスタントに15L程度のホウセキが毎秒収穫できるくらいになって、今は目指せ80Mなのですが、そっと覗いて見てみるとまだまだ先は遠い。最後の頃に手に入るホウセキなんてPだかが必要になります。

静かなBGMが流れる中、ただひたすらに樹を揺らしてホウセキを収穫し、収穫量を上げ、工場を大きくし、疲れたら放置する。どんなに頑張ってもまだまだ先があって、果てがなく巨大化してゆく数字が私の前に遠く遠く続いている。

終わりがなくどんどん大きくなっていく数字って、ちょっとこう、宇宙とか、てっぺんが雲に隠れて見えない崖とかに通じるじゃないですか。「果てしない」「終わりが見えない」っていう恐ろしさ、気の遠くなる感じね。

この先どれほど膨大なホウセキが必要なのかと思いつつ小さな惑星の表面に座って夜空を見上げているような孤独さ、静かさ。好きだわ。スマホの中に宇宙がある。ストーリーがあるわけでなく、ただ収穫をカウントしている数字が大きく大きくなってゆくのを見ているだけですが、なんとも寂しく、そして落ち着く。

この辺りに納得のゆく方にはお勧めいたします。一緒に夜空を見上げてホウセキが実る音を聴きましょう。

どんどん気温が高くなってきて、嬉しい限りです。雨が降っても温かい。温かい雨は春の雨。

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