GRJ日記

サイトの日記代わりです。やや古いマンガやや古いアニメやや古い特撮(略)大好き。

ステーションホテル

あなたの脳内MADにお使いください。

古井戸の「ステーションホテル」

昨日にもちらっと名前を出しましたが。

この歌のアンニュイさ、頽廃的な色気、おとなっぽさ。そう、『おとなの恋愛』の世界観が、なんとも言えず素敵な曲です。

三拍子に乗って呟かれる切なく温かいメロディラインもいいのですがなんといっても歌詞がいいのである。ちょっと、よこはま・たそがれチックなところもありますが。私の大好きな「夜汽車」も「一番列車」も両方出てくるよ。

この歌のふたりは確かに愛し合っているのがわかるのだけれども、なにか哀しい。逢いびき、むせび泣き、しのびあい、と言っているから決して万人に威張って言える間柄ではないのだろう。お互いに隠していることもあるようだし。「愛しあえたふたり」と言ってるのをみると、単に「好き」→「やろう」とはいかない関係であるようだ。

深夜とか、早朝とか、人々が自分の家でぐっすり寝ていたり、仕事に忙しく出かけていく、その隙間にこっそりとひっそりと駅のホテルで人目をしのんで抱き合っている、という印象があるし。

決して陽の当たる場所で手をつないで歩けないふたりなのだけれども、でも確かに愛し合っている。

だが、このふたりが不倫カップルだとかいってしまうのはつまらなすぎる。

やっぱり私としては、普段は仕事や戦いの場での仲間同士のふたりで、他の仲間たちの前では(略)

信頼と友情は確かにあるけれども、それだけではなく(略)

仲間たちが寝ている深夜に密かに(略)

略されっぱなしですがあなたの好きなあのひととあのひとが赦されない恋路に身を焦がして、せめて今夜だけでも、というあれやこれやを想像してみてください。

まあ、それも寂しいのでPVを撮ってるということでひとつ。

↓この曲です。

ちょっと録音レベルが低い気がしますが。

いいねえ三拍子。

歌詞はどこも全部好きですが、特に

   二人の吐息 赤いバラ

ってとこがいいね。

ベッドでふたり煙草を吸わせてやってください。アダルティ~

カラオケに行くたびにこの曲を探すのだが同名の演歌が出てくるばかりである。残念です。

あと、竹中直人も歌ったらしい。あの人声がとても良いので、多分いい歌になっていたんだろうなと思いますが聴いたことはない。聴いてみたい。