GRJ日記

サイトの日記代わりです。やや古いマンガやや古いアニメやや古い特撮(略)大好き。

石川五エ門楽しみだ

本日3回目の日記です。

次元に引き続き今度は五右衛門なんだ!うぉーっかっこいい!久々に血が滾った~

あ、五ェ門ね。私は「五右衛門」の表記が一番好きなのでそう書いているのですが。

やっぱこの原作旧版、初期版、完全トレースな感じの絵が好きだなあ。この絵が動くっていうの、嬉しいです。そして前回の「次元大介の墓標」で一番嬉しかったのが、五右衛門が出てないってことなんです。誤解を生む言い方になってしまいますが、話に必要でないから一切出さないっていうのは、とてもそのキャラを、その世界を大事にしているってことだと思う。

そして石川五右衛門って、あの「ルパン三世」の世界でないと存在できない人だと思うのです。これもなんか誤解を生む言い方ですが、だってね、着流しの上に袴つけてね、あの髪型で、仕込み刀持ってるんだよ。現実世界にはいないでしょう。いたら変でしょう。ルパンの実写映画の予告観たけど、あれの五右衛門とこだけやっぱりコスプレの人みたいになっていた。ああそう飛燕やった人ね(笑)60年代や70年代にはそういう人が沢山居たんで普通でした、ってことでもないと思うし。まあ、原作が生まれた時代背景と一番濃密に結びついているのは五右衛門かなと思いますが。

五右衛門ってそういう、あまりしない扮装とか、あと「またつまらぬものを斬ってしまった」とか「武士道とは死ぬことと見つけたり」とか、女アレルギーとか、記号の部分が多いので、もっと彼の信条とか、曲げられない、譲れない芯の部分とか、口にはしないけれどもヒリヒリと痛いコンプレックスとかをちゃんと書いて欲しいです。ちゃんと描けるのなら出してくれというか。ただ出て来て刀振り回して罠とかヘリとかをぶった切って「またつまらぬものを」って言って去って行ったりおんなに迫られて赤くなってるだけなら出さないで欲しいの。原作の、不治の病に罹ってる少年の復讐譚とか、斬鉄剣に勝る剣を打ちたいじいさんのためにひと肌脱ぐ女子高生とか、あとびっくり仰天な話も多いけど傑作もあるパートⅢの成龍の話、あれ切なかったなー。2人で切磋琢磨していた時代の成龍と五右衛門が見てみたかった。ああいうのとか、あるいはマモーのラスト近く斬鉄剣がボロボロになってうなだれる姿とか、旧ルパンで百地三太夫に「ルパンならわしを殺しただろうがお前には出来ない、それがお前とルパンの差だ」って嘲笑されるところとか(その後でニヤリ笑って「ちげぇねぇ、良いこと言うぜ、おまえさん」って平気で銃で撃つルパンのかっこいいことかっこいいこと。その後でプライドずだぼろの五右衛門に「お前をなんとなく気に入ってしまった」って言うあたりももう、この辺掻きむしるようです)そういう、打ちのめされて歯をくいしばる姿とかを観たい。と思ったら今回のフィルムはこっちの方らしい。期待する。

といっても私が観るのはかなり未来のことになるでしょうが、楽しみに待ちたいと思います。

今日はやっと休みだ~というわけでダダダダと打鍵しています。

くーがも外人も欝々。違う、打つ打つ。楽しいわ打鍵。そのうちあげます。

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