GRJ日記

サイトの日記代わりです。やや古いマンガやや古いアニメやや古い特撮(略)大好き。

沈まぬ太陽 終了

最後まで観ました。

あれ、東京地検に連行されるのってあの2人だけだっけ。ハチウマって何もひどい目に遭わないんだっけ。ある意味すごいな、冒頭からオンチいじめをしているというのに。

結局、社長と副社長は何の被害もないんだよね。あいつらだって国見会長の足をひっぱったのにさ。でも本当に観ていて国見会長は清廉潔白すぎて、ドロドロ連中相手にやり方がきれいすぎてダメですね。敵の一味を自分の傍に置いてるんだもの。仕事が先に進む筈がないよ。そのことに最後まで気付いてないし。結局政治家の思うように動かされてるし。うん、金と欲にまみれてウッヒッヒ言ってる連中は腹が立つしお前らなんか逮捕されろと思いますけど、観ていて一番怖いのは国見会長を選んで任命して使えなくなるとあっさり追い出す総理とその右腕ですな。あの2人が一番怖かった。特に橋爪功。全てが計算づくで、人間の感情も感受性も全て計算の中に入れる係数でしかない感じ。勿論あの人には何のしっぺ返しが来るはずもない。クビになったり逮捕されたりなんてのは三流の民間人のやることなんでしょう。どうでもいいですが中曽根元首相がモデルの政治家って必ずと言っていいほど「利根川」って名前だよね。

国見会長とオンチの出会いと、一緒に戦う姿、そして別れの一連はホント良かった。シマヅ支店長も良かったけど。シマヅさんは豪快さんタイプで国見会長はインテリタイプね。2人の間で揺れ動くオンチ。彼はどっちの手を取るのか?そして「一日たりとも、お前のことを忘れたことはなかった」まさかのギョウテンが参戦!オンチのラブ・トライアングル、終着点を決めるのは…あなただ。何この頭悪いゲームは。

あっでも「好きな奴ほどいじめたくなる」タイプ代表のハチウマとか、最強のツンデレ・堂本、オンチを尊敬してやまない後輩の沢泉や整備士の志方とかも入れれば、オンチの恋愛シミュレーションゲーム作れそうですな。各人とのイベントがあるんですよ。この時刻にこの場所に行くと誰それとの隠しイベントが始まるぞ!上川タカヤ大変だな、撮影全部でどのくらいかかったんだ。「大変でした…」私は誰狙いかなあ。んー、やっぱ最初の3人で悩むところかな。

やまざきとよこ先生すみません。冗談です。当たり前だ。

まあこういう曲がった部分を持って観ると何でもときめいて観られるわけですね。普通はときめかないですかね。

モデルになった現実に居た人とはもちろん、あちこち違っているわけですが、似たような苦難を乗り越えて生きたことは確かでしょうし、強靭な精神力と信念、そして彼に信頼と友情を寄せてくれた人に支えられて頑張ったという点も多分同じだと思います。

私もささやかながらいろいろ辛いことはありますが、彼の強さを見習って頑張って見ようと思う。