GRJ日記

サイトの日記代わりです。やや古いマンガやや古いアニメやや古い特撮(略)大好き。

手とか目の話

漫画やイラストやアニメで、時々ミスって右手と左手逆に描いていることがありますね。そんなことあるわけない、相手はプロなんだから、と思っていましたが、思いのほかちょいちょいあるようです。

普通に、手の甲が自分に見えるようにまっすぐ手を伸ばすと、内側に親指が来るのが普通です。

それは、どうしてなのか?

一本、短くて、力が強くて、ついている場所や方向が微妙に違う指があると、ものをつかんだりいじったりするのに便利だ。ゆえにそういう方向に進化するのはわかります。ただその指が、外側についている、ということだってあり得るよね。そういう生き物が居たとしてもおかしくないよね。人間がそうではないのは、なにか深い事情があるのか。単なる、なんとなくの淘汰の結果なのだろうか。

カメレオンは、指が3本と2本にわかれています。その方が枝に掴まりやすいからなんだって。そしてカメレオンはご存知の通り、左右で目が別々に動きます。この機能によって獲物との距離や位置を立体的に捉えられるらしい。その方向に進化したのだろう。

しかし、獲物や敵との位置を立体的に捉えた方がいいのは、なにもカメレオンに限ったことではない。ありとあらゆる生き物にとって必要なスキルと言ってもいいだろう。だったら何故あらゆる生き物の目が左右で別々に動くように進化しなかったのか?

まあ、「犬も猫も鳥も人も皆そろって眼球がぐりぐり動いてる世界を想像すると、気味が悪いから」というのが答えではなかろうか、と思ってしまいますが。

しかし、指の別れっぷりとか、左右で動く目とか、カメレオンは人間と違う方向へ突き進んだなあ、とつくづく思います。翼を持った鳥とか、水中で呼吸する魚類とかより、私にとってはカメレオンは「人間とは別の方向へ突き進んだ生き物」感が強いのです。よく、デビルマンとかテラフォーマーズとか、別種の生き物とかけあわせた人類が出てきますが、カメレオンと合体した人間はやはり指は3本と2本に別れて、枝に掴まって「うん、掴まりやすい」と言う場面を出すべきだと思います。

さっぱり打てない。明日は打鍵できるかなあ。

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