GRJ日記

サイトの日記代わりです。やや古いマンガやや古いアニメやや古い特撮(略)大好き。

お返事

以下、お返事です。

> Sさま

いらっしゃいませ!魔界転生にお声ありがとうございます!嬉しいですー!本当にね、「自分で打った刀で神棚を一刀両断にするシーンの丹波哲郎の良さはちょっとない」とか「クララお品がこときれるシーンで見せる十兵衛の不思議な優しさ、哀切さったら、そんじょそこらのトレンディ(死語)ドラマでは出せない」とか、夜を徹して話したいものです。はやいとこどこでもドアの回線をつなげて欲しいものです。頑張れ科学。

そしていただいたコメントを読んで「あっ」と声を上げてしまいました。すみません。私も最初に観たのはジュリーの映画でした。当たり前じゃないかよ。何が。とにかく、私は「映画」「ケンイシカワ先生の漫画」「原作」の順番です。映画を観た直後に原作読まなかったんですね私。駄目じゃないか。

ジュリーが真田ひろゆきに向ける屈折した愛情もね、昔はただのお稚児趣味みたいにとらえてましたが、あれは島原で志なかばにして無残に殺された無垢な者たち、自分の腕の中にいた子供たちをだぶらせてるところもあるんですよね。それこそ「お前はわたしのものだ」というセリフもありましたし。わたしの腕の中に居ればもう二度と死ぬことはないのだぞ的なね。忍法髪切丸が、なにやら太いロープになってえんやこらえんやこらになってるのがちょっと残念ですけど、昔の特撮ですから仕方ありません。

原作だと十兵衛のお父さんとおじさんが魔界衆に参加しますが、映像化するとまず絶対におじさんは省かれますね。しょうがないですけどね。でももったいないなと思います。十人の部下たちの死に様ひとりひとりもちゃんと描いて欲しい。最後の2人、片方が頭を斬られ、もう片方が足を斬られて、脚を失った方を頭斬られた方がおんぶして必死で危機を伝えに来て、十兵衛が「…よくやった!」って誉めてやるとその場に崩れ落ちて死ぬところもね、ホントにちゃんとやって欲しい。というわけで、2時間の映画なんて土台無理なのですから、半年か一年かけてじっくり連続ドラマにして欲しいのです。NHK時代劇『魔界転生』ウモヒー、わくわくする。ただもう、柳生十兵衛をやれる役者がいないのですがね…誰か居ませんかね。若手の実力派とかいうのは止めて欲しい。そういうのはいいから。よそでやって。

我を忘れて打ちまくってしまいました。すみません。まだまだあるのにー。また今度宜しくお願いします。