GRJ日記

サイトの日記代わりです。やや古いマンガやや古いアニメやや古い特撮(略)大好き。

コロスキン

ばんそうこうの商品名です。使っていらっしゃる方もおられると思います。結構いいお値段です。

廉価の他社製品もあるんだけど、すぐ剥がれる。高いだけのことはあるコロスキンである。

しかし。

使った方はご存知でしょうが、塗る時痛い。「少し痛みを感じますが」と書いてあったが、そんな生易しいものではないよ。「はあ~!ふぅー、ふぅー、はぁああー!」くらいの痛みです。拷問の手段に使えそうなほど。擦過傷を沢山作って、コロスキンをゆっくりと塗ってゆく。「白状しろ!ぺと」「はゎあ~!」見た目の地味さからは計り知れない苦痛です。塗られた傷は治るからいいですけどね。そういう問題でもないが

私はコロスキンをずっと小林製薬の商品だと思っていました。何故かというと、小林製薬の商品は独特のネーミングセンスで、シミを消すからケシミン。痕を目立たなくするからアットノン。傷を泡でかためるからキズアワワ。いいですね。そのままズバリ。会議室で「キズアワワどうだ、キズアワワ」「ギャハハハ、なんすかそれハハハハ」「よし、決定」とかやってる様子を想像する

で、菌を殺すからコロスキン。商品名、殺す菌。なのだと思ったわけです。でも別の会社でした。コロなんとかという成分が膜のように覆うかららしいです。

コロスキンはセメダインの臭いがする。いいにおいですね。ウットリものよ~

性質もセメダインに似ているし、多分同じ成分が入っているので、同じにおいがするのでしょう。これ、傷にセメダインを塗っても治らないんですかね。空気に触れなくして固まって。治りそうな気がします。

コロスキンは血が出ている間は塗ってはいけない。外側だけ固まっちゃって中で細菌が繁殖してしまうからだそうだ。でも一度まだ出血しているところにコロスキンを塗ったら、透明な玉の中で赤い血がユラァ…とたなびいて、宝石にありそうな、ちょっと幻想的な美しさでした。絶叫ものの痛さでしたが。

子供の頃はしもやけ派だったのですが大人になったらあかぎれ派になってしまいました。勧誘された覚えはないのですが。「今あかぎれ派に乗り換えれば10000ポイントプレゼント!」何のポイントだ

なので冬の間は何度もコロスキンを使いました。その度に痛みとにおいでギャーと言ったりウットリしたり。

コロスキンを使うと変身したり力を得たりする存在になってしまいそうです。

「我が能力はコロスキン!怪我を治すことが出来るが」「治癒系か」「発動する時すっごく痛い」「誰が」「私が」「駄目じゃん」「でもいいにおいがするのでウットリ」「そうか」

あの日から5年経ったのか。

人によって早かったり遅かったりだと思います。私はあの年からこの5年、本当に激動で、5年前までのウン十年と比較にならない激動っぷりでした。その始まりがあの地震だったな。

5年前の今日は某大学の床で寝ました。余震が数えきれないくらい来てそのたびストーブ消す係になったっけ。

あの頃はガラケーでした。ほんの一瞬だけネットにつながって、私を心配して下さっている方が居るのを見て、心底嬉しかった。あの気持ちは今も忘れません。

打鍵しています。

あーーー、楽しい

私は打鍵さえ出来れば、結構つらい日々でも耐えられると思う。今までもそうだったし。でも逆に打鍵が出来なくなったらちょっと、何日もつか自信がありません

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