自分を投影したキャラクターを出すことについて。
何を言っているのかというと、まあそのまんまなんですが
小説や漫画を書（描）いている人で、自分の作品の中で登場人物のひとりとして、自分を投影した、自分が出ている体のキャラクターを出すことがある。もしくは出す人が居る。
私が大好きな作家さんに都筑道夫さんという方がいらっしゃるのですが、この方の「退職刑事」シリーズに彼の名のもじりの小説家が出て来て、主役の２人と絡むことがある。あと、あさみみつひこシリーズ。あれにも原作者の投影人物が出て来てあさみみつひこに絡んでくる。
私はそれがあまり（正直に言うととても）好きでなく、別にそういう役割のゲストとか準レギュラーとかなんでもいいが創作して出せばいいではないか。なんか自分のつくりだした出色のキャラに自分が絡んで嬉しそうにしている感じがして、イヤだなあ、と勝手に思うわけです。自己愛のかたまりみたいな図というかね。都筑さんの「退職刑事」シリーズの方は舞台も設定も登場人物もすごく好きだったので余計にそう感じてしまった。勝手に。
で、ジョジョ４部に岸辺露伴という人がいますね。最初にいとも単純に「これはアラキ先生が自分を投影して４部世界に入り込んできたキャラなんだな」と思ってしまって、それ以来ジャンプを読んでいて「今週のジョジョはどんなのかな！ウゲッまた露伴出てきたよ！アラキ先生勘弁してくださいよ～」と思っていました。でもそんな簡単な話ではないのはあとから段々わかって、私もおとなになって、露伴の良さがわかるようになりました（笑）ごめんなさいね。今では好きですよ。個人的に露伴と承太郎のペアが好きである。「空条さん」て呼んで欲しいの。一応露伴は４部で一番おとなのキャラで、承太郎さんの参謀チックな立ち位置にいるし、込み入った事情なんかも露伴とは話しているんじゃないかなと思う。仗助の知らない承太郎さんの横顔を、露伴は見たかも知れないね。
打鍵しています。ちょっと進んだ。
今は第三者が悩んでいる。
拍手して下さった方…前回はいっぱいいらっしゃるな。どうしたんだろう。皆さんも好きな作家さんが揃ってお粗末さんに転がっていってしまったのだろうか。それで激しく同意の方がいっぱいいたんだろうか（笑）
それとも先生がステキ（軽い笑い）の方に同意下さったんだろうか。
どちらでも、拍手して下さった方ありがとうございます！
