GRJ日記

サイトの日記代わりです。やや古いマンガやや古いアニメやや古い特撮(略)大好き。

連載漫画のくーが

本日2回目の書き込みです。

連載漫画のくーがなんですが、なんか、ものすごくキツイ

未確認生命体が、平穏な人生をドロップアウトしながらも人間の誇りをちゃんと持っているホームレスの人たちと心を開き合える、と一縷の望みを抱くゴダイ、それが最も悲惨な形で裏切られ、裏切った未確認もグロンギのルールに基づいて抹殺される。一方、無実の罪で捕まった娘が実験台にされ、異形の生物となってカプセルから出てくる。

ここまでやる必要あるんだろうか。いや、こういう話をやりたい、ちゃんと全部背負ってやるという気構えはあるからやらせて。というのなら、やってみるのもいいかも知れないが、くーがでやらなくても、とどうしても思ってしまう。

それにね、自分も含めてなんですが、ホームレスを出すと必ず「うまいこと言えず器用に生きられず家も仕事も失ったけど、それらを持っているスーツ着た冷血漢なんかよりずっと温かい気持ちを持っているおじさん」という役割を担ってる、のはちょっと安直じゃありませんか?サラリーマンにいろいろ居るようにホームレスにだっていろいろ居るだろう。ホームレスを「汚くて無一文だけど、いい人」として固定したくなる気持ちはわかりますが、でもそういう記号化は逆に失礼だと思うんだぜ。

そして未確認生命体という生き物に対する、「我々とは全く別種の狂暴で凶悪な生物、しかし彼らなりの信条や強さへの強烈な希求、譲れない誇りがある。そんな彼らと心を通じ合わせることが可能か」という辺りに迫りたくなる気持ちはもんのすごく良く分かるし、私はついつい甘っちょろ~い甘ったる~い方向に行ってしまって、もうグロ山ンギ太郎を連れて来ては水泳のコーチにしてみたりソバ屋でバイトさせてみたり競馬ウマをさせたりしていて、そういう、現実から目を背けた話は絶対許さん!実際はそんないいもんじゃない!これこそが未確認生命体の姿!実際に居たらこうなるんですからー!と、いう話を、書いてるんでしょうけれども、

勿論私の書く未確認の話も嘘っぱちですが、あの漫画みたいに残虐一本やりにすれば本物ってものでもないと思うの

というわけでもう少しで提出くーが終わる。と思う

ガムばる