GRJ日記

サイトの日記代わりです。やや古いマンガやや古いアニメやや古い特撮(略)大好き。

片想い

あなたの脳内妄想MADにお使い下さい。の曲です

柴田淳の「片想い」

ズバリそのもののタイトルでございます。別に、聴いてみると実は相手もこっちのことを、とか、あなたを好きな私自身が誇り、とか、明るい前向き要素は無し。つらい気持ちの中で立ち往生している状態です。

あなたのことが好き、でもあなたには愛する人がいる。あなたは私があなたを愛しているのを知っていて、気づかないふりをし、あなたの愛する人の話をする。わかっている。わかっているのだ。先の無い恋だということ。

つらい。つらすぎる(泣笑)

サビ部分の冒頭は「お願い、」から始まるのですが、1番は「私からあなたを好きな気持ち奪わないで」「何にもいらない」「あなたはこれからもそのままでいいから」といっておいて

2番は「私からあなたを奪う気持ち忘れさせて」「歪んだこの恋を貫ける勇気も力もなにもない」

とぐーらぐらしているのが可哀想でござんす。

この先、目の前で自分を見つめている非情な愛しい相手と自分が結ばれる未来は無い、とわかっていて、諦めて、他に道を探さなければならないとは理解していて

それでも諦められない気持ちに捕らえられていて

でもここから抜け出したいと思っていて

「どうしてあなたじゃなきゃダメなの?ダメなんだろう…」と呟いている主人公、

傍からは「あなたが思う程いい男じゃないわよ」「時間がもったいないわよ。若くてきれいな時間はあっという間よ」のような言葉をかけるのであろうが、本人に言わせりゃ「そんなこと言われなくてもわかっとるわ」でしょうね。

まあ、主人公が自分を好いているのを知っていて、それでわざわざ好きな子の話をしたりからかったりじっと見つめたりしているこの男は、カスですな、と思いますけどねえ。ばしっと「悪いけど好きなコが居るから!ごめんな!」と引導を渡してやるのが誠意ある態度っちゅうもんでしょう

でも思ったのですが、この男が好きな相手とうまくいっているとか、将来が約束されているといった描写もないんだよね。この男も片思いなのかも知れない。お前もつらいだろうが俺もつらい。それもまたしみったれた話だが。あっそうか、この男が好きな相手は男なのだ。相手はノンケ。更に既婚者。もう無理。絶対無理。主人公の片思いの比じゃない片思い。だから「相手に好きな思いを放射できる主人公の方がまだマシだ。どうだ苦しいか」くらいな意地悪をしてくるのだ。すみません全然違います。

バカなこと描きましたがメロディラインがものすごくきれいで、歌声がまた更に美しい。つやがあってのびがあって、なんていうんですかね、厚みのある声です。食べごたえのある声というか、おなかにたまる、食いでのある声。聴いたなあーと実感する声。私は好きです。

でも歌詞はご承知の通り悲しすぎる切なすぎる内容ですから、あなたの好きカップルには向きません。例によってちょっと笑う感じの悲恋カップルとか、完全プロモーションビデオ用映像とか、割り切って製作して下さい。

他の悲恋の歌同様、スピードワゴン君→ジョナサンで聴くと可哀想すぎてたまらない。ニコニコしてエリナがどんなに可愛くてステキな女性かを話しまくるジョナサン。それでいてあの目でじっとスピードワゴンを見つめて、「いつもありがとう。頼りにしているよスピードワゴン」なんて言ってくる小憎らしさ。ひどすぎますぜジョースターさん。

あとは、ジョジョの話ばかりしているDIOを見つめるしびあこボーイズとか(笑)

やっぱり、あしゅら男爵からドクターヘルへの歌ですかねえ(笑)「これ以上私をいじめないで」って部分の歌詞がぴったり。いつもステッキで殴られて「無能者めが」って言われてるし。

今日は時間があったしモチベーションがうなぎのぼったしで打鍵進んだ進んだ。いやあ楽しい。もっと打てるといいのだが。

花京院がもうどんどん子供っぽくなっとります。もはや泥団子遊びしそうなくらい。「食べたまえ!」ポルナレフがかっこよくなりすぎたので少し落とす。「なんでだよ!」

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