GRJ日記

サイトの日記代わりです。やや古いマンガやや古いアニメやや古い特撮(略)大好き。

最近読んだ漫画いくつか

BLUE GIANT

なんとか、ジャズの世界で上へ上がっていきたいとあれこれ画策するピアノマン。一緒にバンド組んでる相手は、才能と情熱はあるがそこいらのマネジメントなんかまったく知らない田舎者、もう一人はまだまだ初心者でリズム通りに叩くのが精一杯。ここは俺がなんとかするしかないとばかりに、有名人のところに無理やり頭ねじ込んで「俺たちの演奏を聴いてください」であわよくば一流のジャズマンしか上がれない店のステージに上がりたいなと野望を燃やす。

演奏後「どうでしたか」と尋ねると、ドラムは初心者だが一生懸命叩いている姿に好感が持てると。サックスは音が太くて前に出て来て将来が気になると。そしてピアノマンに対し、君の演奏は面白くない。小手先のテクニックだけひけらかしていてつまらない。ソロは自分の中身を全部さらけ出すものだろう。君はソロができないのかね。その度胸もないのに、音楽も他人もバカにしているのが演奏に出ている。二度と会いたくないと言われる。無表情に事務的に淡々と。

それまで彼は自分の演奏に絶大な自信を持っていて、主人公の田舎者に対しても、初心者のドラマーに対しても、常に「シロートはこれだから困る」的な言い方を常にしてきた男で、ジャズに関しては3人の中でとにかく一家言あって、情熱だけあって力のないジャズマンに対し辛辣なものいいをしてきたわけね。これまでずーっとね。

読んでるこっちは「こいつ、うまいんだろうけど、嫌なやつだなあ。まあ主人公の演奏を聴いて泣いてるからちゃんと演奏はわかるみたいだけど」「でも、主人公の演奏は聴いてみたいと思うけど、こいつのピアノは別にいいな」と心の底で思い続けてきたわけだ。それを、突然ぐいと突きつけられた感じで、とてもうろたえ、そしてまたピアノマンと一緒になってものすごい屈辱と、怒りと、羞恥と、悔しさを感じていました。言い返したいんだけど何も出て来ない。だって自分は漫画を読みながら、その人が言ったことをピアノマンに対して思ってきたのだから。でも、読みながらピアノマンに対して「どうだわかったか参ったか」とは思わないのね。ひたすら一緒になって顔真っ赤にして涙も出ないくらい胸が冷たくなっていた。何故なんでしょうか。

でも彼は偉いと思う。今まであんな言われ方をしたことのない、まず「上手い」「巧い」と誉められることしかない男が、ただひたすらな否定だけ突きつけられて、深く深く心身を抉られひたすら歩いた最後に「いい人だな」と呟く。あの時、今までの「ただうまいだけのイヤな奴」から何か変わったと思いました。

がんばれピアノマン。これからは応援しているぞ。

『はじめの一歩』

鷹村守と書いて何と読むのか。

そうねえ、「ボクシングやってる岩鬼」でしょうかね

私もぶちのめされるかしら。

プロフィール欄の一行目に『自信家』と書く人、を寄せ集めたらこの人も相当前の方に来ると思います。二行目に『下品』でしょうか

しかし、鷹村さんがあんなにヨレヨレな姿ってしばらく見てない気がする。心配だ。そして彼の鴨川会長への愛情には胸が打たれる。今回も勝って、会長を安心させてあげて。

戦いを見ていて、鷹村さんには、今の一歩くんが失くしてしまったものがあるのだよなあと思った。ていうか間柴さんも、千堂さんも、みんなそうでしたけどね…

一歩くん!しっかりして!お願い!今の君は見ていられないよ!

ところで…

やっぱり烈さん、お亡くなりになったのね?

ダメか。首が胴から離れてないならなんとかなるかと思ったけど。

腸が飛び出したんだっけ。でも昔の中国の戦士は傷からはみ出た自分のはらわたをちょん切って相手に投げつけたとかいう逸話があるし。烈さんなら「はみ出ても大丈夫だ!15mまでなら!」とかさ…

なんとかならんか(だから死んだんだってば)

やっとこ冠婚葬祭が終わって、ついでにギヅギヅだった仕事のペースもやっと緩やかになってきたのでそろそろ打鍵できると思います。さあ打つぞ。

あと最近弱虫ペダルのアニメを観るのにはまっている。やたらと過去の思い出話が多いのにちょっと困惑するけど。

今のところ一番好きなのは巻島さんです。かっこいいっしょ。うまいっしょ

でもあんなに左右にくねくねしたらどう考えてもロスが多いと思うのだが素人考えなんだろうか

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