GRJ日記

サイトの日記代わりです。やや古いマンガやや古いアニメやや古い特撮(略)大好き。

うしおととらのOVA

本日2回目の話。

目下、うしおととらのアニメを観ているわけですが、ふと思い立って昔出たOVAも再度観てみました。大分忘れていて新鮮でした。

わたしゃうしおの声はやまぐちかっぺい氏だとばかり勘違いしとったのですが、ささきのぞむさんでした。うらめしゆうすけ。

とらの声を聴いて泣いてしまった。かっこいいなあ、しぶいなあ。愛嬌があってすごみがあって、本当にステキな声だったなあ。ああ、無念で仕方がない。ごめんねしつこくて。

オープニングとエンディングに笑った。こんなのだったっけ?「サンデーの人気漫画がOVA化されたら主題歌はこんな感じ」と冗談で考えてみるイメージそのまんまであった。オープニングがさわやかできりっとして「決して夢をあきらめないで~」「行く手に群がる黒い闇を蹴散らせ~」背景はビル群に飛び交う魔物に挑む2人な感じ、エンディングがゆったりとスローで熱いバラードで「お前と俺相容れないけど~」「あの日交わした約束~」背景は炎が燃えている中ひとりひとりの顔がゆっくり映っていく。

観ていて照れくさくてウヒーと笑ってしまうね。夫が観ていて「バリバリ伝説みたいだ」と言ってたけどそういう感じ。オオツキケンヂさんの歌は初めて聴いた時は奇抜だなーと思いましたけど、こうしてみるとあの世界に頑張って近づいていって作った曲なんだなと思います

いいなあ、うしおととらの関係。イズナに「何だかんだ言っておめーはうしおを助けるもんな」「おめーはうしおがいねえとホントだめだな」つっこまれるような感情を確かに持ってはいるんだけれども、でも決して狎れあわない、しかし相手を誰かに侮辱されると腹立って仕方ないというの、しびれますな。もうずっと昔からの因縁や宿命や巡りあわせで出会った2人で、片方だけでは白面の者になんか決して勝てないんだけど、2人揃えば相乗効果で力が何倍にもなっていく。でも、べったり仲良しなんかではないのだ。だからいいのよ。

九印の時の「わしはおめーなんぞでぇきれぇなのによ」のシーンは、本当に、アニメで力を入れていただきたい。わしのエサに触るんじゃねえ、をあんなあっさり風味に片付けられてわしゃ悲しいよ…って、あのシーンまでやるよね?あれ、やらないのか?やらなーいかやーらないかやらないか、いやそれはいいからやってください。お願いします。

OVA、オリジナルの話もなかなか雰囲気をよく掴んでいましたね。しおざわかねとさんが色男のあやかしの声をあてていました(涙)手塗りのセル画はいいな。続きも観よう。