GRJ日記

サイトの日記代わりです。やや古いマンガやや古いアニメやや古い特撮(略)大好き。

海洋堂の

博覧会に行ってきました。

皆さんは海洋堂をご存知でしょうか。フィギュアやガレージキットの第一人者メーカーです。でいいのかしら。第一、「フィギュア」と「ガレージキット」が、ナニナニとナニナニみたいに同列に並べていいものかもわからない。どちらかがどちらかに含まれたり、別種の区分けの表記なのかも知れません。変なこと言ってたらすみませんということで

1964年創業で、最初は一坪半の大きさのプラモデル屋だったそうで、水に浮かべて走らせる舟や車のレースをしたがる子供らのために、プールやコースをつくってやって、そこで皆パンツ一丁になって遊んでいたそうです。そのころの写真がありましたが、皆楽しそうに、というかもう無我夢中で遊んでいる。今50代くらいの大阪のおっさんの中には、子供の頃あの店で夢中になって遊んだっけなあという記憶を持ってる人もいるわけだ。羨ましい。

そしてまた、その中から、世界に冠たる造型師、現在の海洋堂を支えている幾本かの柱の一本になっている人もいるのだそうだ。なんだかすごくいいなあと思う。勿論先代や現社長が、まるっきり儲けのことを考えていない天使のような人という訳ではないだろうけど、多分に「がっぽがっぽと私腹を肥やす事よりは、子供らに満足してもらいたい、楽しそうに遊んでいる姿が見たい気持ちの方が上」なのは確かだと思う。で、夢中になって楽しく遊ぶ場をどんどん作って開放してやって、その中でモデラーとしての腕が磨かれていく図式は、とても納得のいくもので、ある種の理想形だと思います。

現に、世界最大規模の博物館やアメリカの映画創作に関わるような仕事をしているのに、海洋堂のスタッフには学校へ行ったり専門家に師事して勉強した人はほとんど居ないんだって。「好きこそものの上手なれ」とは申しますが、現実はそう甘くないよと片付けられることが多々ございます。でも、本当に好きなものに夢中になってお互い切磋琢磨できる環境があれば、そうやって一流に育っていくこともあるんだ、とは言えるよね。

等身大ケンシロウさんと記念撮影をし、前売り券ガチャガチャをやったら見事に当たってシャチのフィギュアを貰って来ました。土台の金属をくっつけちゃうともうとれないのでくっつけないことにした。かわゆい。口元のあのまろみが見事に出ている。

個人的にはダンゴムシのガチャガチャもやりたかったのだが多分ダンゴムシが当たらずミミズあたりが出てくるオチだろうからやめた。いいんだ、本物のダンゴムシがそこらに居るから。

打鍵しています。楽しい。るるる~

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