今は、小学生の夏休みの宿題を、お金を払うと代わりにやってくれる業者がいるそうですね。
しかもそれが「全然間に合わないから助けてドラ〇もん!」的な利用方法ではなくて、「中学受験勉強が大変で学校の宿題まで手が回らないからやっといて」なのだそうだ。
なんか、いろんな部分がねじれている感がありますな。
進学するための勉強は学校でなく塾で行う、それが現場の人間たちには常識になっている点、
夏休みの宿題が既に、勉強には邪魔なイベント(運動会をするなら勉強した方が良い的な)と同義語になっている点、
夏休みの宿題が重荷である理由が、進学組の子とバカボン組では全く違ってきている点、
同じことを言い方を変えて言っている気がしますが…まあそういうことです
昔から、夏休みの宿題については「要らない。子供の時くらいは夏の間思い切り遊び倒す、でオッケーでしょ」派と「勉強というものは習慣化することが一番大事。一か月と少し全くテキストを開かないでいたら、もはや一学期の内容も勉強の仕方も忘れている」派が戦っていましたが
金を払って他人にやってもらう、日々の勉強の邪魔だから、てところまで来てしまうと、両派の言い分とももはや全く意味がありませんね。そして意味の無くなった進学組と、8月の末は残った宿題でヒーコラ組との、あらゆる点でのあまりの違い(良い悪いすべて)を思うと、はるかなきもちになります。同じ12歳とは思えないくらいの溝があるだろう。
単純に、塾なんか行かないで学校の授業だけで十分。夏休みは思い切り遊べ遊べ。昔から子供てのはそういうものだ。ワンパクでもいいたくましくそだって欲しい論をぶちかませばいいというものではないのは、重々わかっていますが、ではどうすればいいのかは正直わかりません
とにかく、真実、意味がなくなってしまったのだから、夏休みの宿題は無くしてもいいんじゃないの。本人がやってないんだから、存在意義も功罪もへったくれもないですよ。
あるいはやりたい子だけやるとかな。なんじゃそら。「自由参加の宿題」とはなんだろうね。パラドクスの例題か。
しかし、代わりに宿題やってくれるところは、本人の筆跡に似せたり、本人の性格や学力から推し測った内容の間違いすら盛り込んでくれるそうです。そのきめ細やかさが気持ち悪いと思う。匠か。日本の心か。おもてなしか。
大昔、ハヤトさんが元気くんの夏休みの宿題を、筆跡まで似せて解いてやる話を書いたのですが、まさかなあ。それがお金の授受と共におこなわれる日がくるとはな。
毎日暑いですね。でもこれからが夏本番。
しかし、熊谷でしたっけ?日本一暑いところ。37℃なんてフツーに出るんですもんね。30℃になって暑い暑いって、それは熊谷より7℃も低いって。一体ここはどこなんだ。少なくとも温帯気候ではない気がする。いつの間にか日本もオレンジ色あたりで塗られる地域になったのか。
打鍵しています。楽しいな嬉しいな。
今年もパソコンのためにUSBでつなぐ扇風機を2台設置して冷やしております。快適ですか。「まあまあかな」←パソコン
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