こっちではやってないのですが、某所で観ました。全くもっていい時代です。昔はねえ、観たい番組がテレビ東京系だとわかった時点で諦めるしかなかった。数ヶ月後にツタヤに出回るか、深夜のヘン~な時間にやるのを祈って待つかのどちらか。
思い出話は置いておいて、うしおととら3話まで観ました。羽生礼子さんの話大好きなのでワクワク。
オープニングは…初めて聴いた時は「えっ」で、次に「もうちょっとオーソドックスでいいのに」でしたが、何度も聴いたら慣れてきた。エンディングは普通でしたね。フィルムはどっちもかっこよかったけど、その…予想した感じそのままでもあった。おおつきけんじ氏に頼むのならフィルムも同じようにぶっ飛んでも良かったのでは。
絵!すごいね、原作漫画の、セル画化にはあまり向いてない系列の絵柄を完璧動画化していましたよ。お父さんが魂抜けてる絵とか、とらがてれびを真っ二つにした時の時代劇の侍(暴れん坊将軍か?)とかも完全トレスであった。
うしおの声は合ってると思った。とらの声は、多分合ってるのだろうけど、わたしゃまだ大塚ちかおさんの声と比べてしまうので。そのうち、数々の名セリフをあの声で聴いていくうちに、とらの声として納得してゆけると思う。
原作で時々こっぱずかしいシーンがあるのですが、うしおと麻子ちゃんのつつきあいとか、思い出話とかの辺りね。クサい言い回しとか。その辺を結構あっさり目に処理してくれてて嬉しかった。
でも!あそこ!羽生礼子さんの話の、コミック1巻のラストだと思うけど、羽生画伯の鬼にうしおがやられかけた時、鬼の腕を吹っ飛ばして
「全く、鎗も持たねーでパーかよ」
「しかしよ、鬼…たかが人の分際で」
「わしのエサにさわるんじゃねえ」
あの大ゴマのとらのかっこよさ!凄み、おそろしさ、強さ、そしてうしおの存在についての意思表示。
うしおととらの関係性が少しずつ構築されていく様子には他に類を見ない良さがありまして、そしてただの邪魔なガキな筈なのについ手を貸してしまうとら、の図は石喰いの話で既に出てますが、やっぱりあのコマ、あのセリフから受ける「こいつら、ただの敵対関係じゃないんだ、やっぱり!」という気持ちは、別格のものがあったのです。個人的には、九印にうしおをバカにされたときのとらの怒りのシーンと同じくらい好きな所だったの。
なのにアニメではすっごくアッサリ流されてて悲しかったよ、という話でした。長くなってすみません。
あのう、麻子ちゃんが礼子像の絵を見て、昔の友達の礼子の絵だと気付かないのは変すぎると思います。名前だってそんなにありふれた名前じゃないんだし
とら、の言い方が、時々、「猫のトラ」になる。やっぱりとら↑だよね。とら↓だと猫のトラだよね…あれ、違うか?
あ~どこまでやるんだろう。白面の眼がオープニングに出てるんだから、最後までやると腹をくくってるのかな、それとも「うしおととらの戦いはこれからも続く!君たちの町に彼らが来たら、手を貸してやってくれ!」で終わるのかしら。まさかな。
でも連載中は本当に、我が町にうしおととらが来たら泊めてやるのに!うしお君にはカレーを食わせてやるのに!とらのためにてろやけばっかを10個くらい買ってやるのに!と思っていました。わ~恥ずかしい~
何はともあれ楽しみに観たいと思います。
今月末まで家の事情で打鍵が出来ません。焦らず、頭の中で話を練り直そうと思います。
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