GRJ日記

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北の狼南の虎

先日の野球狂の詩つなかりで久々に観ました。

火浦といいカイジといい、貧乏で大変なら、髪は短くした方がいいぞ。髪を洗うセッケン代や水道代も少なくて済むし、洗った後長いと乾かさなきゃならないが短ければ洗ってうろうろしてれば乾くし経済的だぞ。暖をとるために伸ばしてるのかも知れないけどね。

プロ野球規定には「前髪が目にかからないこと」とか生徒手帳にあるような事は書いてないのだろうが。リーゼントの選手居たしな。仗助もプロ野球選手になれるぞ。どうだ。「俺よりよォ~、億泰の方が向いてると思うぜェ~」うん、私もそう思う。おっくん、ベイスターズ辺りに入らないか。くさいコースの球はみんな消してしまいそうだが

脱線しましたが

火浦健と王島大介は実は双子の兄弟です。2人がまだ赤ん坊の時、お母さんが旦那さんに死なれて泣きぬれてる間に兄弟そろってストーブでいたずらして火事になって全焼してしまい、途方に暮れもう死ぬしかないと思ったお母さんは子供らふたりを別々の場所に捨て、自分も凍死しようと思ったんだけど生き延びたんだって。

「ツッコミ入れて下さい」と言わんばかりの思い出ですが…別に借金があったわけでも、暴力亭主から逃げた訳でもないのだろうに、火元になっちゃったからって死ななくても。第一もらい火で家が燃えた人たちはえらいとばっちり(笑)泣くに泣けないぞ。関係ないのですが兄弟が火に包まれて泣いてるシーンで、そっくり同じポーズでもがいてるのがキューピーのタラコに見えました

火浦はヤクザのお父さんに育てられ、息子が甲子園に行くために自分が組を抜けようとして殺されてしまい、お父さんの仇討ちに行って傷害事件を起こし、火浦は刑務所に入れられてしまいました。16歳で刑務所入るんだっけ?甲子園なんか行けるはずもなく青春時代を檻の中で過ごし、出てきた後メッツのテストを受けて見事パス。孤独で陰のある青年がなぜか行きつけのラーメン屋で働くおばさんにだけは安らぎを感じ、打ち解ける。

彼とは正反対に日の当たる道をひたすら歩いてきた弟は甲子園でも大活躍、その後タイガースにドラフト1位で入団、新人賞を2人で争うライバルとなっていた。

まあ、2人の両足に火傷の痕があるというのが決め手になってラーメン屋のおばさんと親子だとわかるのですが、ううむ、世間は狭い。無論この手の話の世間は猫の額ほどの狭い世界での話なのが通例ですからいいのですが。でも、他のバッターに対してはばったばったと切って取る凄腕のピッチャーなのに、あの男に対してだけは何故か心を読まれて打たれてしまう。何故だろうと疑問に思っていたが、それは実は双子の兄弟だったから、というのはなんかいいなと思いました。おばさん、火浦のことが気になってすぐに気もそぞろになってしまい「ラーメンあがったよ!なにやってんだよ」と怒鳴られる。クビにされないか冷や冷やしました。しっかり働いて!しかし、10年にひとり出るか出ないかくらいのピッチャーとバッターの兄弟って、すごい遺伝ですね。早死にした旦那さんは一体何者だったのか。

よく、なんだかわからないけど惹かれ合ってしまって、結婚の約束をしたら実は兄妹だった、許されない愛に苦しむ若い2人、という悲劇なドラマを昼どきにやっていましたが

もし2人がそっちの人で、「なんだろう…この気持ち。気が付くといつもあいつのことを考えている」「今日はタイガースとの対戦か。あいつと会えるな」そのうち試合後に野球場の裏とかで「待ったか」「いや」とかになって、でも2人は実は兄弟だった!とか言っても大丈夫だね!何が?

プロ野球選手でそっちの人っているのかなあ。いるとしたらどのくらいいるんだろう。密かに思いを抱いているピッチャーのために頑張ってヒットを打ってやる、それが何よりもあいつへの助けになるんだからな!カキーン「ナイスバッティング!」(〇〇…お前のためだぜ)とかでパワーヒッターになった人も、長い長い球史の中にはひとりくらいいるかも知れないよね。いないかな。キャッチャーだって「女房役」って言うし、ピッチャーの気質や今日の体調や機嫌も全部のみこんでリードするわけでしょう。これはやはりフルタ(早めの自主規制)

すっかり北の狼南の虎から話が逸れてしまいましたが、やっぱり北の狼の方がかっこいいよね。火浦のキャラクターも勿論だけど、虎はねえ。ちょっとね。

北の狼南のパンダ。北の狼南の猫。北の狼南のチワワ。

打鍵しています。随分打ちました。もうちょっと。吾郎さん苦労続き

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