GRJ日記

サイトの日記代わりです。やや古いマンガやや古いアニメやや古い特撮(略)大好き。

第44話観た

観ざるを得ない。勘弁してください。

今回もネタバレ発言があるのでアニメ派の方は読まないでください。

ポルナレフを飲み込んだ(と思った)後のクリームの軌跡がきれいだった。

以前「敵役って、こっちのキャラが気づかなかった仲間のグーな心情や動きについて『けっバカな野郎だぜ、必死になりやがってよ』みたいにわざわざ教えてくれる」という話をしたことがあったのですがヴァニラアイスもそうでしたね。「この血はアヴドゥルの手柄だ。あの場面では自分の身を守るのが当然なのにだ」そう思うんならガオンてすんなァアアア

イギーの最期の「ニヤリ」なんですが

イギーってクルセイダースメンバーに対して笑いかけることはほぼ無くて、ひょっとするとあの時だけの気がする。だからこそ胸が締め付けられるように思うし、また、あの気儘で自分の事しか考えてなかったイギーが最後の命を振り絞ってポルナレフを助けた、その行動だけで十分すぎるくらい十分なので、ナレーションの補完は要らなかったかなあと思います。あと、ただ一回のニヤリを活かしたいので、ヴァニラアイスに蹴られながら嘲笑するのも無くてもよかったかな…でもあれはあれでイギーの心意気が伝わってきて、良いなとも思うんですが。難しいところです。

ヴァニラアイスの「レッツ吸血鬼」っぷりは良かったね。さすが嫌われ役ナンバーワン。チャリオッツがフェンシングのポーズするのがかっこよかった。「地獄でやってろ」も良かったと思う。

朽ち果てたヴァニラアイスのスタンドから、そして小さな亡骸から、魂が抜け出て夕映えの中形作られポルナレフにエールを送るシーンは、本当に涙ぐんだ。燃えるような色合いでしたね。原作読んでた時は金色の光、午後の海がキラキラしてるような色合いのイメージでしたが、あれはあれでよろしい。最後に「アヴドゥル死亡、イギー死亡」をナレーションが読み上げないのは、私は有難かったな。

スージーさんのシーンは原作読んでた時にはショックの真っただ中だったんで、「え、なに、ああ、お見舞い?そう…」みたいな呆然自失でしたが、いいシーンだねえ。ジョセフ、信頼されてるねえ。でも、「また家族が皆いっしょになれるわ」みたいなセリフを読んだり聞いたりすると、「もう2人死んでるんだけど…」という気持ちになる。今回もなった。今言うことでもないが、最後の最後に元気になったホリィさんが「承太郎とパパが帰って来るわっ」て喜んでる時、私は、「あなたのお父さんと息子さんはね!でもね、いっぱい死んだんだよ!」とせまいせまいこの胸で思いました。ごめんなさい。

ローゼスかっこいいね。ステキ。いちいちカメをだっこしてるおじさんもかっこよかった。

ヌケサクってスタンド使いなんだっけ?単なる吸血鬼だけ?

「お前はひっこんでろ」て言う声がテレンスとかヴァニラアイスの声なのが、思いがけないほど興奮しました(笑)マンガだと単に字だけだからさ。

でもマヌケな人に向かって「ヌケサク」って呼びかけるだろうか。

前に空条家の台所で

「キャー、うっかりして味噌汁のお椀をひっくり返して服もテーブルも床も味噌汁まみれだわ~布巾布巾、いや~んこれ私のスカーフだったわ」

「このヌケサクが」

とかいう会話があったのかも知れませんな。

そしてDIO様の登場だ!後ろからのライトがものすごい。往年の鈴木その子みたい。シワを飛ばしたいのか、DIO様

予告がさ…

後悔はないって。来週でどこまで行くんだろう。まさか?まさか、時計塔まで行くの?それとも再来週だろうか。

ああ胃が痛い~~~

ギャース