GRJ日記

サイトの日記代わりです。やや古いマンガやや古いアニメやや古い特撮(略)大好き。

ゲッター祭りの続き

新ゲッターの続きを観ました。新宿に清明が出て来て気色の悪い船で暴れて、ふっきって戻って来た竜馬が乗ったゲッターは一味違うぜ!の辺りまで。

清明ってDIO様の声だったのね。威厳があって色気があって、ボスキャラ向きの声ですねえ。ヒステリックな裏声の映えること。

しかし、清明が「竜馬の揃ったゲッターロボとでないと戦う気がしない」人で本当に助かったよね。「敵は小さな芽のうちに潰す」タイプだったら、もうとっくの昔に終わってたわ。

竜馬が試験運転で連れていかれた、ゲッターに支配された悪夢の世界がものすごかったね。機械と半分繋がっちゃって。隼人の乗った機体を両断して、一拍置いてから隼人の上半身がガラスにびちゃあ!て落ちてくるところビビった。

あと竜馬がゲッターを下りてしまった後、仕方なくジャガー号からゲッター1を操縦して戦う隼人の痛々しさがつらかった。さっさと戻って来い竜馬

まあゲッターというと、永劫の戦いとか虚無の彼方とかゲッター線によって進化する事とか、地球でのこの戦いも大きな大きな戦いの中の一部であるとか、それに気づいた早乙女博士は一見暴走したっぽく流竜馬はいずれあっち側にいってしまって隼人は取り残される図というのが大体の共通認識だと思いますし私もその感じその路線で結構話を書きましたが

でも、やっぱり、ハチュウ人類が攻めて来た!やつらに対抗するには奴らが苦手とするゲッターエネルギーを使って動くゲッターロボだ!とか、百鬼帝国が以下同文!とか、その辺りまでの戦いがいいな、見ていて。ムサシの死にっぷりとか、全編に流れる非情さは勿論類をみませんが、まだこちら側が痛いのも苦しいのも全部納得して戦ってるというんですかね。うまく言えないですが。

ところで

原作の、郷ヒデキが出てくる話。博士とミチルと隼人が高層ビルのパーティに行って、そこに罠が仕掛けられてて少しずつ殺されていく!そこに竜馬がゲットマシンで助けに来る話。

あれってなんか、竜馬と隼人お互いの名前ばっかり口にしてるよね。「空手はリョウというやつが得意なんです」←誰も訊いてないよ「死ぬな隼人!今行くぜ!」←博士とミチルはどうでもいいのか

あと確か「今頃隼人のやつうまいもん食ってんのかな~ちぇっ」とか言ってたし。お前隼人のことばっか考えてんじゃないのか。それに、たどり着いたパーティ会場がもはや毒ガス充満で動くものもいなくなってた時のリョウの顔ったら!ご飯3杯ものだ。直後隼人の「竜馬か」って声がして「ハヤト!その声はハヤトだな?」の顔の変わりよう。あ~もう可愛い。そんなに心配したか。心配でたまらんかったか。

たしかラストのコマの隼人がすっごい「ふーやれやれ」みたいな顔で竜馬と顔見合わせてんのよ。個人的にネクタイスーツ姿で操縦してくれるともう、もえ3倍増しです。

つくづく、もっともっとケン石川先生にゲッターを描いていただきたかったなあ。個人的には號の頃の絵が好きなんですけどね。でも我儘は言わんよ。鼻がまるくなった後期の絵でもいい。もっともっと描いて欲しかったな。

あーゲッター見ると血行が良くなるよ。続き全部観よう。それであの竜馬と隼人の、やりあう時は本気で戦いながらも根底で相手を理解しているあの感じを書きたいです。

拍手して下さった方、ありがとうございます!