幻夜まで…
ひどすぎる。何なの一体。長官に十常寺に今度は幻夜って。どうしてこうも続くのか。
知った時には体から力が抜けました。まさかなあ、幻夜とさよならの日がこんなに早く来るとは、想像もしなかった。
「さてそろそろ寝ようかな。本を本棚にしまって…と」
『草間大作』
「えっ。あ、幻夜さん!どうやってここまで」
『今日はお別れに来たのだ』
「どういう意味です?別の支局へ行くんですか?」
『もっとずっと遠い。今までありがとう。君に出会えて、復讐しかなかったわたしの日々が色を変えた』
「幻夜さん、どうしたんです、ちょっと待っ」
『さようなら』
「幻夜さん!あっ呉先生、今幻夜さんが。あれっ今の今まで居たのに」
無言で微笑んで涙を流している呉先生
ていうか長官と同じとこに行ったんだろうしさ!今夜は呉先生と大作ふたりで泣くのかな。あああ~なんてこった。
どうかどうかコバキヨさんの健康を祈るよ!頼むよ!
落胆でため息しか出ない。
拍手して下さった方、ありがとうございます!
以下拍手御礼です
> Tさま
お言葉ありがとうございます。4年前のあの日はTさんも大変だったんですね、ワックスェ…
私があの映像を見たのはここらに電気が通ってからですから数日後でしたが、ひどい冗談のようでした。私が海に行く時に必ず寄ってちょっとした食い物や持参するのを忘れたビニールシートを買ったりしていたセブンイレブン、その後の写真を見たらあとかたもなくなっていました。バイトをしていた人はどうしたんだろう。無事ならいいけど、でかい地震があってめちゃくちゃな店内を見渡した後、内陸に向かって超スピードで逃げ出せるバイトはなかなか居ないと思う。胸が塞ぎます。
でもね、本当に、Tさんのところからトビ丸がやってきてくれて、私にとっては人生で何本かの指に入る規模で助かったし、かつ世界が変わりました。それは確かです。真実、トビ丸がいてくれなかったら転職も出来なかったし、今ここでこうしていないと思います。トビ丸に乗るたびに、トビ丸とTさんに感謝しています。どうもどうもありがとうございます。今日も乗ってますよトビ丸。そろそろ冬のおクツを脱ぐかな、と思うと雪が降ってくる。「まだ脱がなくていいと思う」そうだね。もう少しかな。